スノーボードメーカーの未来と24-25モデル

この記事は音声メディアVoicyを元にしています。
【#1011 スノーボードメーカーの未来と24-25モデル】

今日は「スノーボードメーカーの未来と、24-25モデル」という、何かテーマが大きいような感じのタイトルをつけてみたんですけども。

まずは私がやっているFOSSIL SNOWBOARDの現状をお伝えすると。できれば今月中もしくは遅くても7月ぐらいまでには「24-25モデル」の仕様から生産数を決めなくてはいけません。
そうです、来シーズンの、その次のシーズンのモデルをどうするのかっていうのを、もう決定させなきゃいけないんですよ。
ようするに、2年後に売る(売れるだろう)数を決めなきゃいけないというそんな状況なわけです。

これはコロナが始まってからでもあるんですけども、また一段と早くなってきてます。
確かに、いままでと比べて材料調達が難しくなっているので。デザインとか仕様だったりとか、生産数とかいろんなのをもう決めて準備をしないと間に合わないということなので。確かにそのことについてはよく分かりますけど、2年後のことをいま決めてと言われてもなかなか難しいですよね。

2年サイクル

それで、最近MOSSさんと打ち合わせてしてて。僕の中でここ数年考えてたこととかがあったので相談した結果。今回新たな試みをやってみようと思います。

それは、「2年サイクル」という考えです。

なので、FOSSIL SNOWBOARDは24-25モデル、オガサカ製は作らないことにしました。
ここ重要なのでメモしておいてください。(笑)

うちでオガサカ製と言うと、NATURALとBANKED-Rなんですけど。この2モデルは1年お休みをします。
なので、現行で出しているボードが完売したら次に購入できるのは2年後ということになります。

これが数年前から思っていたことで。
「スノーボード用品を毎年新しくして、作り続けるのってどうなの?」っていう。実はこれ他のメーカーさんともたまに話になるんですけど。
ようするに、たくさん売れてた時代はよかったですけど。昔ほど数が売れるわけでもない。しかも、スノーボード用品ってのは季節ものじゃないですか。実質1年かけて作っても、販売できる期間ってほんの数ヶ月ですよ、2~3ヶ月間(12月~2月)ぐらいなもんです。
そのために1年間かけて新しいものを作って、それで売れなくなったらすぐにディスカウントしてみたいな感じでやっていて。それこそBURTONさんはいま30%OFF、40%OFFとかって言ってウェブストアで販売してるじゃないですか。

こんなこといつまで続けるんだろうって。
新しいものを作ったりデザイン変えたりとかするのだって結構なお金がかかるわけです。それをこのご時世というか、今の時代に毎年新しいものを作って。しかも沢山作って沢山売るという。大量生産大量消費ってのはもう無理な話なんです。
とにかく、30年前とか40年前からずっと同じように続けてるっていうのはやめた方がいい。

もちろん買う方の皆さんからしてみれば、新しいものが出てくるっていうのはすごく気分上がると思うんですけども。ただこれを今後もずっと続けるのか?っていうところがあるので。

「2年サイクルにしてみては」ということです。

要するに今シーズン作ったらそれを2シーズン販売して、そしたらまた新しいの作るみたいな。そんな感じでやってった方がいいんじゃないか、という意見は他のメーカーさんからもあります。
そこで、先陣を切って「2年サイクル」やってみようかなという感じです。やってみないとどうなるか分からないし。もしかしたら問題点など出てくるかもしれないけど、まずはやってみようかなと。
ということで、オガサカ製に関しては24-25モデル発売しないというのは決定です。

ただ、ウチヤマ製は24-25モデル発売します。
ということは「ALL MOUNTAINⅡ」と、現在テスト中の「THE PIPE」の仕様変更モデルは24-25シーズンに向けて準備を進めています。
なので完全なる2年サイクルというわけではないのですが。まったく何も発売しないというのも何ですから。
それにこの辺はまだどうなるか分かりませんけど。完全なる2年サイクルではなく、1年ごとに発売するなんてのもありかもしれません。
FOSSILで言えば、今年はオガサカ製、来年はウチヤマ製みたいなね。

大量生産大量消費の終焉

とにかく、やってみないとどうなるか分かりませんが。少しでも大量生産大量消費というのを減らして行き。そうすることで私もここ数年は試乗会に追われ、販売する事に追われているシーズンを過ごしていましたけど。他のことに時間を使うことも大切じゃないかと思います。

とはいえ、ある程度はFOSSILが売れてくれないと、私も生活ができませんので。その辺は色々と考える必要があります。
とりあえずは、いま自分のブランド以外にも色々と関わらせてもらっているし。あとは新潟移住したことで色々と経費を抑えられてる部分もあるので、そこまでFOSSILの本数を追いかけなくてもなんとかなるかなという計算もあります。なので他のメーカーさんも別の方法を考えてコスト管理すればできないこともないということです。

しかも、今回こうして2年サイクルを実現できたというのは、工場の事情もあるから。通常であれば1年お休みするなんてことは工場としても快くはないのですが。いまはどこの工場も生産ができずに困っているくらいですから、今回の提案を快く受けてくれたということです。

ということで、NATURAL・BANKED-Rに関しては現行モデルが無くなりますと次に購入できるのが、25-26シーズン(2年後)ということになりますので、購入検討されている方は早めにチェックをお願いします。

FOSSIL SNOWBOARDの購入・予約はウェブストアからでもできますし。直接連絡をして頂いても構いません。

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「スノボメーカーの未来」というちょっと大きなタイトルをつけましたけど、もしかしたら今後は他のメーカーさんも考えていかないといけないかもしれないですよね。
とにかく、沢山作って沢山売る時代は終わりにしましょう。という感じですかね。
とにかくしばらくはこのやり方でやってみて、その間にまた思いつくこともあるだろうし、他にやれそうなことがあれば考えていけばいいと思う。

Voicyで聴く

最後に、
今回のVoicyを聴いて、行政書士/酒井洋一さんが記事を書いてくれましたので、こちらも合わせて読んでください。

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