【予告】『スノーボードの選び方』無料公開に向けて

こんにちは。
スノーボードメーカーとしてボードの企画、開発、運営をしたり。コミュニティサロンを運営したり。DOMINATOR WAXアドバイザーなんてこともしている名取です。
ブログではスノーボードに関する情報や仕事のこと日々思ったことを書いています。

お兄さん大丈夫ですか?

私は2010年からFOSSIL SNOWBOARDというブランドを作って、ボードの開発から、企画、運営まで全て手掛けています。
ということはスノーボードメーカーという立場でもあるので、本来であればブログ、音声、動画、SNS等で自分で作ったボードの魅力を伝えるとか、販促活動をするのが仕事のはずなんですが。
全然その話しをしないので、「もっとFOSSILの話し聞きたい」と、言っていただくこともあるし。
先シーズン試乗会をしているとき、試乗に来てくれた方とついつい他社さんのボードの仕組みや滑り方を熱く語ってしまい。
「お兄さん自分のブランドの説明しなくていいんですか?」と心配されるということもありました(笑)

自分でブランドやるなて考えてなかった

2009年の春。それまで私はSURGEというブランドの担当として働いていましたが、色々なきっかけがあり「2009年末でパイオニアモスを辞める」という決断をしました。
辞めた後は、スノーボード専門店を会社ごと引き継ぎ(買い取り)経営していくことは決まっていたけど。その時点ではまだ自分でブランドをやるということは考えていませんでした。

メーカー業を辞めて、スノーボード専門店の道を選んだ理由はいくつかありますけど。主な理由としては直接ユーザーさんと関われる機会が増やせるということと。コミュニティを作りたかったから。

コミュニティ作りに関してはこちらのブログに書いてありますのでよかったらどうぞ。

実力が無いのに無理をするより、成長と共に大きくなるのが理想かも

ブランドを作ろうと思った理由

2009年の春にパイオニアモスを辞める決断をし、スノーボード専門店をやるという判断をした段階では、自分でブランドを作るなんてこと考えていなかったけど、そのあとすぐに「ブランドを作ろう」という決心もしました。

なぜブランドを作ろうと思ったのか?
大きく3つの理由があります。

①モノを仕入れて販売するだけのお店では続かないと思ったから。
②自分が理想とするボードを作ってみたかった。
③スノーボードの仕組みを多くの人に知ってもらうため説得力がほしかった。

①と②は想像つくと思いますが。③は何ですか?と思う方もいるでしょう。

では順番に説明をしますと。

①モノを仕入れて販売するだけのお店では続かないと思ったから。

いまや何でも簡単に手に入る時代、モノを仕入れて販売するだけでは他のお店との差別化ができない。それに、一つの仕事(事業)に頼ってしまうと何かあったときのリスク回避ができない。
例えば、どこかのブランドに依存し過ぎたばかりに、そのブランドが無くなってしまった場合共倒れになる可能性もある、という感じ。
それであれば自分でコントロールできるブランドがあれば、お店としての強みにもなるし。お店に何かあった場合、ブランドに頼るということもできるだろうと思ったから。
実際にいま、お店をやめることができたのは自分でブランドを持っていたから。もしこれがなかったら簡単にやめるという判断は難しかったと思います。

②自分が理想とするボードを作ってみたかった。

それまで5年間スノーボードメーカー業として働き。後半の3年間は担当者としてブランドの開発や企画の決定権を任されていました。
なので、ある程度は自分の良いと思うものを作ることができたけど。そのときは、北海道から九州までSUREGを販売してくれているお店があり、ライダーも日本各地にいました。
そうすると、北海道の人は「こういうボードにしてほしい」。西日本の人は「それじゃあ困るからこうしてくれ」という真逆のような意見が出ることもよくあって。
しかも、数を売ることを考えると。自分ではこうしたいなと思っていても、これだと数が売れないと判断すれば妥協しなくてはいけないこともあった。
だから、本当に心から自分が良いと思うボードを作ってみたいという憧れはもっていた。

③スノーボードの仕組みを多くの人に知ってもらうため説得力がほしかった。

こちらのブログでも書いたように。

スノーボード情報発信をしている方へお願い

私はパイオニアモスでお世話になり。そこで沢山のことを学んで、スノーボードの仕組みを理解できるようになったと同時に「スノーボードが上達しました」(滑りがよくなった)

その時点ですでに、スノーボード歴10年を超え。うち6シーズンはスキー場で働きながら毎日のように滑れる環境があって。それこそスキー場で働いていたころと比べたら、滑走日数なんか10分の1以下くらいだったにもかかわらず。しかも、30歳過ぎてから「スノーボードが上達したんです」
それは間違いなく、ボードの仕組みが理解できるようになったから。

だったらこれを沢山の人に伝えたい。

スノーボード専門店をはじめたら「ボードの仕組みを伝えて行ける場所にもしたい」と思っていたけど。
メーカー業としてボード作りしている立場なら説得力あるけど。モノを仕入れて販売しているだけのお店の人がそれを言っても説得力あるのか?最初のうちはいいかもしれないけど、おそらく限界はくるだろう。

だったら、「これからも現役でボード作りできる場所を作ろう」と思い、ブランドを立ち上げる決意をしたのも間違いないです。

ようするに、私がブランドをやっている理由のなかに。「スノーボードの仕組みを伝えたい」という理由があるので、ときに自分のブランドそっちのけでボードの話をしてしまうということです。

あらゆる手段

初めて『スノーボード講習会』というものをやったのは2010年7月。
このスノーボード講習会という名前もどうなのかといまだに思っていますけど。そんなことはどうでもよく、とにかくボードの仕組みを知ってもらいたいという一心だった。
いまのようにスライドや資料なんか無く、各メーカーさんのカタログを用意してスペック表の見方やボードの仕組みなんかをお伝えし。はたしてどれほど伝えられたかわからないけど、私にとっては大きな一歩だった。

それから定期的に講習会を続け、時には他のスノーボードショップでも開催させてもらい、少しずつ興味を持ってくれる人も増えてきた。
そうすると、開催するたびに「ここは伝わりにくかったから次はこうしよう」そして、「次はスライドを使ってもっと分かりやすく説明しよう」という感じで徐々にアップデートした。

講習会の方は定期開催から個別に予約すればいつでも受けられるようにして、一人一人丁寧に伝えていった。

そして、講習会の内容はブログにも書いたし、それからブログで書いた内容とスノーボード講習会の内容をまとめた電子書籍を作ってAmazonで販売もはじめたけど。別にこんなことで儲けようと思ったわけではなく、色々なプラットフォームに載せることで少しでも多くの人の目についてほしいという手段でした。

次はXに仕掛ける

さて、それではいよいよ今日のブログの本題に入ります。

「スノーボードの仕組みを多くの人に知ってもらいたい」
私はなんとかしてこの想いを多くの人に伝えたいし、活動の多くはこの気持ちをベースにおいています。

「このボード買って失敗した」なんてことも本当によく聞くので、それも本当にもったいないじゃないですか。

だからこそ正しい情報を届けるべくあの手この手を使ってきました。

しかしまだ活用できていないのが、X(旧Twitter)

これまでブログは10年以上書き続け、音声(Voicy)もすでに3年以上毎日発信している。そして去年までほとんど手を付けていなかったYouTubeも動かしてみた。

それでも、まだまだ認知してもらえないというなら。
一番拡散力のあるXを使わない手はない。

とはいえ、私のSNSで一番弱いのがXです。
これまでほとんど活用してこなかったので、フォロワーさんも他のスノーボード情報発信者に比べたら全然少ない。

だから皆さんにお願いです。

近日中に、
最近発売した電子書籍『2023スノーボードの選び方』をXで無料公開しうようと思います。

Xで漫画をアップしている人がいるように。電子書籍の内容を全てX上にアップしようという作戦です。

しかし、ただ単にアップしておしまいでは仕方ない。少しでも沢山の方の目にとまってほしいわけですから。いま考えているのは、第一章を丸々アップし。そのポストが何回リポストされたら第二章をアップする。みたいな感じの手段を取ろうかと思っています。

少々せこい手かもしれませんが、少しでも多くの人に届けるにはこの手がいいかと。

なので、
その際はぜひこのブログを読んでくれている皆さんも協力お願いします!!

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