信用はお金を積んでも買えないので、まずは1日2分コツコツやる

こんにちは。
スノーボードメーカーとしてボードの企画、開発、運営をしたり。コミュニティサロンを運営したり。DOMINATOR WAXアドバイザーなんてこともしている名取です。
ブログではスノーボードに関する情報や仕事のこと日々思ったことを書いています。

◆相手の時間を考える

先日のブログで、発信や情報収集する手段として「文字」「音声」「動画」の三択のうち。ここ数年はながら聴きができて、隙間時間に情報収集ができる音声がブームになるのではないかなんて言われていましたけど。私が3年間音声配信に全振りした結果、いま思うことを書きました。

3年間音声配信に全振りしてわかったこと

 

結果、意外と音声も相手の時間を奪ってしまうという結論になり。最近はまたブログでの発信も続けています。
特に近年は発信者が増え、ネット上にはとんでもない数の情報があります。ということは、受信者も情報の見極めが重要になるけど。発信者としても、いかにして受信してくれる人のことを考えるかというのが重要になってきます。
そこで、「相手の時間を考える」という言葉から、3年前に書いたブログを思い出しました。それを今日は紹介しようと思います。
こちらは2020年8月のブログなので、コロナが始まってから半年、多くの人がオンラインを使って何かをしようと考え始めたころ。すでにオンラインサロンの運営をして、オンラインを使って色々なことをしていた私に相談したいという人がいたので、そのときに感じたことを書いています。

多少の修正はしています。


【2020年8月15日のブログ】

◆できない事をしている

ここ数か月は、色々な変化があり。オンラインサロンや、これからだけどオンライン講習会、そしてVoicyなんかも決まり。ありがたい事に、私にとってはなんとなくいい流れができています。
とはいえ自分だけが上手くいけばいいってもんでもないし。仲の良い同業者の方には「こんな感じでやってます」「こんな事してみたらどうですか」なんて事は包み隠さず話すようにしています。
もちろん、そんな事をしなくても上手く行ってるとか。そんな事をやる必要が無いとか。それならいいんですけど。正直、いまみんな厳しい状態なのは間違いないだから。とりあえず、なりふり構わずやってみればいいのにと、いつも思っています。
別に私がそれでめちゃくちゃ上手く行ってると言えるほど実績はないですけど。少なからず人に言える事としては、「ほとんどの人ができない事をしている」のは確かだと思うんです。

◆判断基準

これは、私の中で昔しから思っている。何か新しいことをやるときの判断基準があるんですけど。
それは、お金を払えばできることなのか、お金を払ってもできないことなのか。

例えば、お店を経営するとか、ブランドを作るのはハッキリ言ってお金があれば誰でもできるじゃないですか。まったくの素人でも、お金かけて広告費バンバン使えば、お客さん来てくれるかもしれないしブランドも売れるかもしれない。
でも、お店と違ってオンラインサロンの運営ってお金かけてもできないですよね。いくら自分がやりたいと言って広告費バンバン使っても、月額費払って入会してくれる人がいなければ無理ですから。ということは、お店やブランドはお金があれば誰でもできるけど、オンラインサロンの運営は誰でもできることじゃない、ということ。
それと、今回Voicyをやらせてもらうことになりましたけど。これもお金を払えば誰でもできることではなく、お金を払ってでもできないことだから価値があると思い、私としてもやりたいと思ったわけです。

どちらとも、どんな大金を払ってもできないことだから挑戦する価値があり。これが私の中で、何かを決める判断基準になっている事が多いです。

お金を払えば誰でもできることなのか、いくら大金を積んでもできないことなのか。

◆信用はお金を積んでも買えない

よく「誰もやらないことをやる」といいなんて事をいいますが。誰もやらない事をやるのではなく「誰もできないことをやる」方がいいと思います。
では「誰でもできないこと」をやるためには何が必要なのか?
ようするに、「お金を積んでもできない」という事をするためには何が必要なのか。これは自分で言うのは少し恥ずかしいですけど、「信用」じゃないかと思います。
信用できない人のオンラインサロンには入りませんよね? Voicyだって審査があるということは、信用できる人にしかパーソナリティを頼みませんよね。
だから信用してもらえる人になる事が大切。

◆1日2分から

一旦、話し変わりまして。今日は知り合いの紹介で、「名取さんの話しを聞きたい」という依頼があり、ある方とzoomで1時間ほど話しをしました。
簡単に言えば、その人が考えている事をもっと広めたい。オンラインサロンのようなコミュニティを作りたい。みたいな事で、私の話しを聞いてみたかったみたいなんです。
それで、その人はいまYouTubeをやっていて、15〜20分位の動画をアップしているけど、「全然アクセス数も伸びない」という悩みでした。
私はYouTubeやっていないので偉そうなことは言えませんが、ダメなYouTuberの方に物申したいんだけど。
20分の動画を上げるという事は、観てくれる人の時間を20分ちょうだい、と言ってるのと同じじゃないですか。他人の時間を1日に20分も奪うって、相当な覚悟が無いとできませんよ。アニメだって、CM抜いて実質20分くらいですから。そこの認識が甘いと思うんです。
だから私はブログにこだわっていて。2,000文字くらいの記事を書いてもせいぜい2〜3分じゃないですか。だったらまずは1日2〜3分をコツコツやった方がいいんじゃないかなと。

◆コツコツやれば信用してもらえるかも

それで先程の「信用できる人」に話しをもどすと。
誰かに、「ちょっと20分時間ちょうだい」と言われた時にどう感じるか?
ようは、信用している知り合いから「話があるので20分時間ちょうだい」というのと。全然知らない人に「話があるので20分時間ちょうだい」と言われたらどうするかって話し。
でも、知らない人でも「2分だけ話し聞いてもらえませんか」と言われたら、「まぁ2分くらいなら、、」ってなることもありますよね。
という事は、まずは1日2分づつ時間をもらって自分の想いなどを伝え。信用してもらえるようになればそのうち20分待ってもらえるんじゃないかな。
というお話しです。


さて、いかがでしたでしょうか。
こうしてみると先日アップしたこちらのブログにもつながってきますね。

昭和の「信用」と令和の「信用」は違う

 

私もずっと前から「信用」というものを考えてきたからこそ、いま自分のやりたいことに応援してくれる人がいるというのは間違いないです。
なので、繰り返しになりますけど。夢や目標がある方はSNSでフォロワーを増やすとか、バズらせるなんてことを考えずに、どうやったら信用できる人になるのか考えた方がいいってことです。


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