「なんであいつは指示通り動いてくれないんだ!」そんなときに思い出してください

こんにちは。
スノーボードメーカーとしてボードの企画、開発、運営をしたり。コミュニティサロンを運営したり。DOMINATOR WAXアドバイザーなんてこともしている名取です。 ブログではスノーボードに関する情報や仕事のこと日々思ったことを書いています。

◆2:6:2の法則

どのような組織でも、2割の人が意欲的に動き、意欲的ではないけど何かあれば動く人が6割、意欲の低い人が2割になると言われています。
なので、例えばあなたがリーダーになって10人のメンバーを引っ張っていくことになったとしたら。そのうちの2人は意欲的に動いてくれて、6人は指示をすれば動いてくれて、2人は全然やる気が無い。というバランスになるということ。これを「2:6:2の法則」というやつです。
こんな法則はだいぶ前から言われていますので、いまさら私が得意げに言うことではないのですが。最近、改めてこの割合ってよくできてるなと思ったし。リーダーになる人はこのことを知っておいた方が絶対にいいと思います。

◆昔はよくイライラしてた

私は子供のころは何かとリーダーみたいなことをしていて。それこそ、学級委員長とか、体育祭のリーダーとか、部活のキャプテンもやっていたし。特別そういうのが好きだったというわけでもないけど、だいたいリーダーみたいのってみんなやりたがらないじゃないですか。「だったら俺がやる」という感じだったと思うけど、そうするといつしか「名取がやってくれるだろう」みたいな感じで、気がつけば「○○長」「○○リーダー」みたいのは片っ端からやっていました。

そして、体育祭とか球技大会とか合唱コンクールとか、クラス対抗の行事があればやっぱり勝ちたいじゃないですか。だからいつも私は全力で取り組んでいたけど、なかなかみんなやる気を出してくれない。それこそ、何人かは一緒になって頑張ってくれるけど、大半は「言われればやるけど」みたいな感じで。全然やる気のない人もいる。
そのころは、「なんでみんなやる気出してくれないだ!」とイライラすることもよくあった。

でも大人になってから「2:6:2の法則」というものを知って。まぁこの法則が絶対というわけではないでしょうけど。それでもこういう考え方もあるんだと知ってからはとても気持ちが楽になった。

◆愚痴を言っても仕方がない

このブログを見てくれているのは社会人の方が多いと思います。もしかしたら学生さんもいるかもしれませんけど。
例えば10人をひきいて仕事をするリーダーを任されたとして。やはりリーダーを任された以上は結果を出さないとというプレッシャーもあるだろうし、あなたは人一倍頑張ると思います。
10人全員で力を合わせよう!全員で力を合わせればなんとかなる!そう思って、10人全員に動いてもらうことを理想とするかもしれませんけど、それは無理だし。やめた方がいいということ。
10人なら、そのうち2人くらいはあなたに親身になって一緒に頑張ってくれるでしょうけど。6人は言われれば動くけど自主的には動いてくれませし。2人は何もしません。

だから、「2人動いてくれたらありがたい」という気持ちを持って、6人はあなたの指示の出し方がよければ動いてくれるので工夫をして。そして、2人はよほどのことがないと動かないので仕方ないと思う。
こうして組織というはこういうものだと思えば気持ちが楽になりませんか?
「あいつは全然動いてくれない!」と愚痴を言うより、前に進むための解決策も見えやすいと思います。

リーダーになったときや、自分はこういうことをやりたいけど周りのみんなが動いてくれない。そんなときに思い出してみてください。


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