スノーボード講習会を始めたきっかけ。

これからオンライン講習会を受付するにあたり。今日は私の講習会にかける思いなんかを書いてみようと思います。
少々過激な発言がありすがご了承ください(笑)

◆2010年7月11日

この日付が何かと言うと、初めて『スノーボード講習会』を開催した日です。
懐かしいと言うのか、昨日の事のように覚えてると言うのか。この時はまだ今みたいに資料なんか無くて、とにかくスノーボードの事を伝えたい一心で、カタログを見てもらいながらやっていました。
いま思えば、雑な講習会だったろうなー、なんて思いますけど。それでも大きな一歩を踏み出した事には間違いありません。

そして、もう10年、まだ10年?
正直言って、ここに需要があるのか、ないのか分かりません!
でも、とにかく知ってもらいたい!
そして、変なボードを買わないで!
自分のボードを理解して滑ってー!
わけのわからないボード販売してる人はもうやめてー!
っと、最後は本音がでましたね(笑)
というのも、そもそもこのスノーボード講習会を始めようと思った理由のひとつが。
「いい加減なスノーボードショップを潰してやる!」くらいの覚悟で始めました。

◆こいつら困らせてやる!

私がスノーボードメーカー業に入り色々なお店や、メーカーの人と触れ合って感じた事は。
「こんないい加減な人達がやってるの?」という事。
もちろん、全員ではありませんけど。
例えば、スペック表の見方すら知らない、ボードの違いもよく分かってない、売れれば何でもいいと思ってる、などなど言い始めたらキリがない。
だから、私はボードの事にすごく興味が湧いていたし、自分も必死に勉強したので。そういう事をお店の人にもちゃんと伝えたかったんです。
でも、実際にお店でボードの説明しようとしても。
「いやいや、そんな説明いいから。このボード売れるの?売れるなら置くけど。」
って、本当に言われた事があります。
それで、私は「大丈夫です」と言い切り、そのお店に置いてもらったんですけど。
シーズン後半くらいに電話があり、「おい、あのボード売れなかったぞ、返品するからな!」
そう言って、ボードを送り返された事があります。
そりゃそーだろ!!

ボードの説明も聞かず、仕組みも分かってないのにどうやってお客さんに説明するだよ!!
とは、言いませんけど(笑)本気で怒りましたよ。
ここまでひどいのはめずらしですけど、それに近い事は多々ありました。
だから、いまだに怒りを感じているお店が何件かありますし、それを原動力に動いている部分もあります(笑)
(意外としつこいんだぞ)

それで、こんないい加減なやり方で販売している人がいるんだったら。
直接ユーザーさんにボードの仕組みガッツリ伝えて。お店の人や、業界人よりもユーザーさんの方がボードの知識高くなったら、こいつら(お店の人とか)困るだろうな。
というのが、スノーボード講習会を始めたきっかけなんです。
ボードを買う側の方がスノーボードに詳しくなったら、お店の人も勉強するしかなくなるかなって。
そしてそれえを伝えるなら、メーカーの立場ではなく。店の立場になった方がいいと思ったのが、メーカーを辞めたひとつの理由なんです。

◆全国どこでも

10年前にこんな時代になるとは想像もしていませんでしたけど、今度はオンラインを使って新時代の幕開でしょ!!
と、昨日のブログでも言いましたけど、とてもワクワクしています。
これまでは、神奈川県の一部で細々とやっていましたけど。これからは全国どこにいる方も対象になるわけだし。
少しでも多くの方に利用して頂けたらいいなと思っています。
それでは、講習会受付まで今しばらくお待ちください。
今日はここまで。
この内容は音声でも話しています。
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音声放送チャンネル「名取 崇史 Takafumi Natori」の「#47 スノーボード講習会を始めたきっかけ(2020…

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