なぜ「有効エッジ」ではなく「接雪長」を見た方がいいのか?

こんにちは。
スノーボードメーカーとしてボードの企画、開発、運営をしたり。コミュニティサロンを運営したり。DOMINATOR WAXアドバイザーなんてこともしている名取です。
ブログではスノーボードに関する情報や仕事のこと日々思ったことを書いています。

仕組みがわかればスノーボードはもっと楽しくなる

私はスノーボード歴10年を超えてから、スノーボードメーカーで働くようになり。その時に初めてボードの仕組みを知ることができ、それからより一層スノーボードが楽しくなったし、30歳を過ぎてから上達もしました。

だからこそ、「知らない」というのは本当に無駄な時間を過ごしてしまうということも痛感しているので、この気持ちを少しでも多くのスノーボーダーに伝えたくて発信を続けています。

「仕組みがわかればスノーボードはもっと楽しくなる」

間違いないです。

ということで、今日は改めて「スノーボードの長さを見るときのコツ」をブログに書いておきます。

こちらは先日Voicy生放送で開催した「スノーボーダー向け何でも相談室」にて話題にした内容になりますので、音声でチェックしたい方はこちらを聴いてください。

接雪長と有効エッジ

スノーボードの長さ選びでよく言われる「身長マイナス○○㎝」というのは、さすがに「あてにならないよね」という意見も増えてきて。もはやそれを基準にボードを選ぶ人も減っているかと思いきや。それでも、まだそれを信じて「失敗した」なんて話をいまだに耳にします。

そして人によっては、「全長より有効エッジを見た方がいい」なんて方もいて。確かに全長だけで判断するよりかは他の表示を見ることはいいことですけど。ちょっと有効エッジで判断するのも危険なので注意をしてください。

じゃあ何を最初に見ればいいのか?

もうね、これまで10,000回以上言い続けていますけど。(大げさだな)
でも大事なことは何回でも伝えた方がいいって聞いたので、今日も言います。

最初に見るべきは「接雪長」です。(これで10,001回目)

接雪長は「R.Length」(ランニングレングス)と表示されていることが多いですが、メーカーさんによっては他の呼び方をしている場合があります。

とにかく、接雪長は雪の上にボードを置いたとき雪面に触れている長さです。ということは、あなたがそのボードに乗ったとき「最初に感じる長さ」になるというわけです。

もうこの時点でなんか大切な気がしてきませんか?

なぜ有効エッジではなく接雪長なのか?

私がボードのスペック表を見る時は、「滑る順番で見るようにしています」
なので、
①ボードの上に乗った時にどれくらいの長さを感じるのか「接雪長」
②ボードを立てた時にどれくらいの長さを感じるのか「有効エッジ」

という感じです。

もちろん、有効エッジを見るのもいいんですけど。有効エッジはボードを立ててからの話しなので、まずは接雪長から見た方がいいというわけです。

それともうひとつ。
MOSSsnowstickやGentemなどのボードは別として、一般的なラウンドボードの場合。接雪長はボードによって長さのバラつきがあるけど、有効エッジはある程度全長に比例しているということ。

接雪長はボトム形状(キャンバーとかロッカーとか)によって、例えば全長157㎝のボードで接雪長が1180mmのものもあれば、1000mmのものもあり。ようは接地している以外のノーズとテールをロッカーさせて接雪長を短くすることもあります。
ということは同じ全長157㎝のでも、ボードの上に乗ったときに、1180mmに感じるのか、1000mmに感じるのかという違いがあるということで、10㎝以上感じる長さが違うものもあります。

ただ、全長157㎝のボードで有効エッジが1000mmというのはまずありえない。(無理して作ればできなくないですが。)
有効エッジはノーズの一番膨らんでいるところからテールの一番膨らんでいるところまでを指しているので。その膨らんでいるところがボードのセンターに近いところにあったとしたら、ノーズとテールがビローンと長くなるへんてこりんなボードになるということですから。

なので有効エッジの場合はモデルによって多少前後ありますけど、157㎝のボードならだいたい1200mm前後くらいが相場で、極端に短いものはありません。

はい、今日はここまで。

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