その人が前に進んでいるかまで判断した方がいいよね

新潟は枝豆王国(生産量全国1位)だということあまり知られていない。その理由のひとつは県内でほとんど消費してしまうから県外に出荷される量が少ない。(消費量も全国1位) そして、枝豆は1年中食べれるものだと思っている人がほとんどだと思いますが、旬は夏の時季だけ。なのでこれから楽しみな季節がやってきます。

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引用元

はい、それでは本題に入ります。
同じ内容をVoicyで話しています、音声がいい方はこちら。

ラーメンまりちゃん

初めてそのお店に入ったのはいまから7~8年前くらい。福島県会津地方へ行ったとき、何か食べようと検索したら出てきた「ラーメンまりちゃん」
しかし、店のたたずまいはお世辞にも綺麗とはいえず、外見はボロボロ、、、「大丈夫かな、、」と心配しながら中に入ると、その時はおばあちゃんが1人で切り盛りしていて。店内は狭く、年季が入っている。
ラーメン屋さんという名前をかかげているけど、名物は「カツ丼」だと。福島県も新潟と同じく、カツ丼と言えば卵でとじてある一般的なものではなく「ソースカツ丼」です。だったらカツ丼を食べてみようと注文すると、提供するまで時間がかかった。「いやー、本当にここ大丈夫かなぁ、、、」とまた不安がつのる。
すると、カツ丼に味噌汁、そして小鉢に入った真っ赤でドロドロした「キムチ唐辛子」なるものがそえてあり。よくある辛味調味料みたいなものかと思い、少しすくって食べてみると。キムチのようだけど、嫌な酸味がなくピリッと辛くておいしい!それをカツ丼につけて、ご飯と一緒に食べるとまたこれがおいしい。カツ丼もおいしかったし、まさに評判通りのお店で満足。
そしてなんといっても気になったのが「キムチ唐辛子」。類似品みたいなのはよくあるけど、なんか初めて食べるこの感覚はとてもクセになり、「これおいしいなー」と思っていると。店内の隅の方に、瓶詰された「キムチ唐辛子」があり、これはここのお店の手作りしているみたいで販売されていました。お!やった!と、即購入して自宅でもおいしく頂いています。鍋のお供や、冷奴につけてもいいし、味噌汁などに入れても、さきほど言ったように嫌な酸味がないので元の味も損なわない。
それから、会津地方へ行く機会があれば、わざわざ「ラーメンまりちゃん」へよって買う事もあれば。電話をすると通販のような感じで送ってくれます。

それからというもの、「キムチ唐辛子」は我が家の冷蔵庫に常備されているのですが。あるとき、また切れてしまったので注文しようと、ネットでお店の電話番号を調べていると。

「ラーメンまりちゃん」は閉店しました。

えーーー!!
じゃあもうあのキムチ唐辛子は食べれないの!!
いやだーーー!!
と、絶望的に、、、
まぁでも、お店すごくボロボロだったし。おばあちゃん1人で切り盛りしてて。ちょうどコロナも来たタイミングだったし。

「潰れちゃったのだろう」

とはいえ、やはりあのキムチ唐辛子が忘れられない私は。その後もインターネットで色々と調べていると。「ラーメンまりちゃんは、お食事処まりという名前にかわり移転したらしい」という情報をキャッチ!!
それで「お食事処まり」で検索したら、なんといままでよりも綺麗で大きな建物、駐車場の数も増えて移転している事がわかり。あのキムチ唐辛子も引き続き販売しているとのこと。

あー、よかった!!と、一安心。

スノーボード専門店

私は、2010年から横浜市都筑区のセンター南駅近くでスノーボード専門店を経営し、2019年10月末で閉店させました。これを傍から見ると、スノーボードは景気悪いし経営苦しくて潰れたんだろうとか。ちょうどこのすぐ後にコロナが来たこともあり、コロナで厳しくなって潰れた。そう思っている人がほとんどで。コロナで潰れたと言っているひとに関しては、そもそも物件解約するには半年前には申請しないといけないので、2019年の4月に申請をしていたから、そんなことも分からない人の的外れな話。

これはうちの店に限らず、よく出る会話じゃないですか?道を歩いていたり、車で走ったりしているとき、閉店しているお店をみつけると。「あぁ、ここのお店潰れちゃったか」 そして、知ったようなことを言う人が「ここの通りは人通りが少ないし」うんぬんかんぬんと、専門家ぶったようなことを言い。それこそ、潰れたお店のオーナーは借金を背負いみじめな生活を強いられているくらいに思っていることでしょう。

実際に私もお店をやめていらい久しぶりに会う人には何度も、「名取さんいま大丈夫ですか?」「元気にしていますか?」などと励ましに近い言葉をもらうことが多かった。

でも、身近な人はみんな知っています。そもそも私は2017年頃からオンラインサロンというものをはじめたくて。色々と調べていくうちに、お店を続けることは無理だと。なぜお店を続けながらオンラインサロンができないかという理由もありますけど、その点については省略しますが。それで満を持して、2019年4月に店舗解約の手続きをだし、2019年10月末で閉店、2020年3月にオンラインサロン立ち上げという経緯です。

よく言っていますが、私がスノーボードメーカーを辞めお店をはじめた理由は。「正しいスノーボードの知識を広めたい」。そして、先日ブログで「同じ知識を持っている人同士でコミュニティを作らないと多数決にやられる」と書いたように。同じ気持ちの仲間を集めコミュニティを作りたかったからです。
それを実現するために、2010年頃はお店という場所が理想だったけど、いまはこれだけオンランが普及しているなか。お店という形にこだわる必要も無いし、横浜という固定された場所にいる事がデメリットに感じた。これからは、オンラインでつなげば全国、いや世界中の人とコミュニティを作れるじゃない。実際にいまスノーボードサロンFORWARDには、海外在住の方も2人います。

ということで、少し話がそれましたが。ようするに、私がお店をやめたのはけしてネガティブな理由ではないし。経営難で借金を背負って逃げているわけでもなく(笑)
「前に進みたくてやめた」のです。

それで、自分もそうして前に進むために「やめる」という決断をしたにも関わらず。
「ラーメンまりちゃん潰れちゃったか」と、思ってしまったことを反省したわけです。(笑)

これって、お店だけの話でもなく。例えば芸能人なんかでもよくありますよね。テレビに出なくなっただけで、「消えた芸能人」とか「干された」とか。そうするといまは細々と隠れるように生活しているみたいに思っている人が多いですけど。実はテレビに出なくなっただけで、別の業界で活躍しているとか。起業して生き生きと仕事しているとか。

それでいうと、以前スノーボード業界の人に。「Voicyのパーソナリティはじめたんです」と言うと。「Voicyってなに?」という返答があり。まぁまぁこの辺はよくあることなので。「Voicyは音声メディアで・・・、ラジオみたいな感じで・・・」と説明をし。最近は誰でも聞いたことあるような人の名前を出せばわかりやすいかなと。「キングコングの西野さんや、オリラジの中田さんもパーソナリティやっているんですよ」と言ったら。「えっ、そんな消えた人がやっているようなの大丈夫なの(笑)」と、バカにしたような言い方をされました。でも、Voicyを聞いてくれている方はよく知っていますよね。西野さんも中田さんも、むしろテレビに出いたころよりも生き生きとしていて、大活躍しているじゃないですか。
それを、Voicyすら知らないような情報レベルの人が偉そうに言っちゃうんだから不思議なもんです。

なので、たいした情報もなく、知りもしないくせに。自分の生きている世界、見えている世界だけで物事を判断し。テレビでみなくなったから、「消えた」「干された」。お店がその場からなくなっただけで「潰れた」というのは浅はかな考えで。
きちんと調べた上で、

その人が前に進んでいるかまで判断した方がいいよね。

というお話でした。

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