スノーボードを教える側の人はどうでしょう?

ずいぶんと、YONEXさんのネタが続いていますが。

この時期は他に書く事も無いし、もうちょっとだけひっぱらせてもらいますよ。

まだ読んでいな方は、先にこちらを読んでくださいね。

【8月29日のブログ】

【8月30日のブログ】

 

それで、

昨日、一昨日のブログを見てもらえるとわかるように。

やっぱり、ボードが違えば乗り方も違うし。

必ずそのボードに合った乗り方というのがあります。

ボードは何でも同じではないんです。

このブログを読んでくれている方なら、しつこいぐらいに聞かされているので。

意識して滑っている方も多いかと思います。

 

ただそうなると今度は、

スノーボードを教える側の人はどうでしょう?

昨日は「THE PIPE」と「REV」はボードの特徴が全然違うし、乗り方も全然違うと書きました。

ではこの別々のボードに乗っている2人がいたとして。

同じようにハーフパイプの滑り方を教えて大丈夫でしょうか?

例えば、

THE PIPE君とREV君がいます。

この2人に「ハーフパイプはこうやって滑りましょう」みたいな感じで滑りを教えます。

そしたら、THE PIPE君はできたけど、REV君はなかなかできない。

「THE PIPE君みたいにやればいいんだよ」と言われ、REV君は一生懸命THE PIPE君のマネをして滑ってみるけど上手くできない。

なぜ同じように教えているのにREV君はできないのか?

REV君が下手だから?

じゃないですよね。

THE PIPE君に合った教え方、REV君に合った教え方をしないとダメです。

実際にこれが原因で、

「自分は全然上手くならない」

「練習してもこれ以上上手くならない」

なんて方がよくいますが。

そもそも、

自分がやりたい目的にボードが合ってない。

道具を理解していないので、練習方法自体が間違ってる。

という場合が多いです。

だからやっぱり、ちゃんと自分のボードを理解する事がとっても大切なわけです。

 

はい、

この辺の話しを始めるとまた長くなってしまうので、これくらいにしておきまして。

今日もボードのレポートをします。

 

では「REV」に続いて試乗したのはこちら。

「SMOOTH154」と、YONEXのバインディング「SPINE BACK」の組み合わせ。

SMOOTH154 x SPINE BACK

 

もう「SMOOTH」と言えばYONEXの定番中の定番。

一昨日のブログで書いた、私が昔し少しだけ乗っていたのも「SMOOTH」ですから。

YONEX初期の頃からずっと続いていますよね。

 

ただ、これもいつからこうなっているのか分かりませんが。

ちょっとあまり無いタイプのサイドカーブの組み方をしているので、「SMOOTH」も試乗してみたいと前から気になっていたんです。

 

ではまず、

この「SMOOTH」のサイドカーブはトリプルサイドカーブです。

これは『スノーボード講習会』で使っている資料の1ページなんですけど。

複合サイドカーブ

 

右側の「TOTO」を見てもらうと分かるように。

トリプルサイドカーブの場合は、1つ大きなサイドカーブがある中で、センター部分をくびれさせるというのが主流です。

MOSSで言えば「TOTO」や「ROCK」

OGASAKAの「CT」とか、その他にもOGASAKAはこのパターンを多く使っていますが。

基本的には同じパターンです。

特徴としては、ノーズとテールに安定感がありつつも、センターは曲がりやすくなっているので。

安定感と曲がりやすさを兼ね備えたボード。

という感じです。

 

ただ、

「SMOOTH」の場合は先ほどの逆で。

ノーズとテールがくびれてて、センターがずんどうなんですよ。

SMOOTHスペック表

 

この組み方してるボード他にあるのかな?

私は今まで見た事がなかったし。

ちょっとビックリ。

ただそのビックリは、初めて見たビックリじゃなくて。

ハーフパイプで使ってる選手もいるじゃないですか。

そこがビックリなんです。

私のハーフパイプ論については昨日書きましたので、改めて言いませんが。

これもまた謎です。

 

さぁそれでは、

「REV」と同じように、YONEXのバインディングで試乗してから、一周して今度は普段使ってるバインディングで試乗。

SMOOTH × X-BASE

 

で、

結果は、

想像通りと言えば、想像通りだけど。

やっぱり個人的には、ハーフパイプ滑るのは難しかったです。

要するにノーズとテールの抜けが良く、切り返しが早いのが特徴だとは思うんですけど。

その分、前後の安定感に欠けるので、ちょっとこうゆうタイプでハーフパイプ滑るのに慣れてない分。

難しかったですねー。

ただ、メリットとしては。

ノーズとテールの抜けが良い=回転性が高いので、スピントリックはしやすいと思います。

なので「REV」との比較としては、ガツンとスピード出して高く飛ぶなら「REV」

トリック重視で滑るなら「SMOOTH」みたいな感じじゃないでしょうか。

直進性を取るか、回転性を取るか。

MOSSで言えば「KING」にするか「TOTO」にするかみたいな。

ただ、今回はあくまでもハーフパイプ基準の感想ですから。

「SMOOTH」と言えば、オールラウンドボードという位置づけなので。

操作性が高い分、フリーライドやパークなど気軽に何でもこなせるボードになっていると思います。

 

はい、

という事で、今日も長くなってしまったのでこの辺にしておきます。

結局、また1本しか紹介できませんでしたが。

まだあと「NEXTAGE」「STYLAHOLIC」「4XP」がありますので、このネタであと3日は行けますね(笑)

それでは本日はここまで。

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