共感取りでアクセス数を増やしてもあなたの信用は上がらない

私が「コミュニティ」というものを意識しはじめたのは2009年の頃。
スノーボード業界に色々と疑問を持ちはじめるようになったと同時に、何かするなら仲間を集めないことには始まらないと思い。

当時は「コミュニティ」という言葉を使ってはいなかったけど、とにかく信用しあえる仲間が欲しかった。

それで、2009年末にスノーボードメーカーを辞め、当時はスノーボーダーのコミュニティの場所と言えばお店だったので、2010年からスノーボードショップの経営をはじめました。

しかし、インターネットの普及とスマホ革命が起き、それまでのスノーボードショップとは役割が変わり、むしろ動きにくくなってしまった。

そんなときに「オンラインサロン」という言葉を知り。
住んでいる地域も関係なく、オンライン上でコミュニティを作るというのが、まさにこれからの時代のコミュニティだと感じて、すぐにやりたいと思った。

私にとって、スノーボードショップは手段であり目的ではなかったので。他に方法があればやめることに躊躇はない。

お店を好きで来てくれた人には申し訳ないとは思うけど、やはり無理して続けても意味が無い。

その後、お店を閉め2020年の3月に『スノーボードサロンFORWARD』というオンラインサロンを立ち上げました。

■みんな居場所がない

少々前置きが長くなりましたが。
これまでの自分もコミュニティ作りというものをずっと意識してやってきましたけど、やはりまだまだ難しいところも沢山ある。

そこで、改めて「コミュニティ」について書いている本を読みたいなと思い。
2018年に発売された書籍ですが、こちらを読みました。

 

普段、ビジネス書のようなものを読むときは、発売されてから1年以内くらいの目安で読むようにしています。

やはり時代の変化が激しい世の中ですから、2、3年前の理屈はもう通用しないなんてこともよくありますから。

でも今回あえて2018年の本を読もうと思ったのは、「コロナ前」に書かれた本だから。

コロナによって、オンラインサロンやオンラインコミュニティというものがブームになったのは間違いない。
むしろ加速したことは良いことだと思う。

たぶん、コロナが来ていなければいまだにZOOMを使ったことのない人もいるだろうし、オンラインサロンという言葉もここまで広まらなかったと思う。

だからそうなると、最近書かれたコミュニティに関する本は、なんだかブームにのって書かれたようなものが多くて。

そこで、あえてブーム前にコミュニティについて書いていた本を読んでみたかったのです。

■令和の信用

内容に関しては、私にとって納得することばかりで、とても共感しました。

本当、いまだ「個の時代」とか言ってる人はこれからどうするのだろうと思う。

自分を良く見せ、時事ネタをきったり、2次情報3次情報を得意げに解説したり、共感取り合戦でアクセス数を増やそうと頑張っている場合じゃない。

書籍の一部を抜粋します

「何を手に入れているか」よりも「何をやっている人か」「なぜやっているのか」という理由の方が重要になってきたのだ。

ようするに、共感取りでアクセス数を増やしてもあなたの信用は上がりません

だったら、自分は何をやっていて、なぜそれをやっているのかをはっきり言える人になった方がいい。

そこにコミュニティが掛け合わされば、さらにあなたの信用は加速します。

以前こんなブログも書いたのでよかったらどうぞ。

昭和の「信用」と令和の「信用」は違う

 


 

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