コミュニティを持たない人ほど「お金の奴隷になる」

2024年9月期『スノーボードサロンFORWARD』の入会受付が終了しまして。
今月は2名の方が新しく入ってきてくれたんですけど、なんとお二人とも県は違えど中国地方の方なんですね。

元々中国地方だと鳥取や岡山、あとは関西圏だと兵庫や大阪などにもメンバーさんいるので、西日本方面が熱くなってきました。

これは来シーズンも試乗会等で行かないとですね。

さて、それではここ数日の暑苦しいブログもしばらくお休みして、日記程度の軽い内容でお届けしたいと思います。

今日は最近読んだ本の紹介です。

 

■貯金大国ニッポンの誤算

君のお金は誰のため
田内 学(著)

 

書籍の構成としては物語調になっていて、ボスと言われる人に中学生の優斗と社会人の七海がお金について学ぶというストーリーになっています。

最近はビジネス書でもこういった物語調のものが増えてますよね。なんとなく『嫌われる勇気』あたりから増えたような気がします。

正直言うと私はこういうタイプが苦手で、変にストーリー仕立てになってると内容がいまいち入ってこないし。最後にどんでん返しみたいのがあると、そういうのは求めてないんだけどなー、なんて思ってしまいます。

あくまでも個人的意見ですので悪しからず。

ただ内容的にはAmazonのレビューでも高評価を受けているくらい興味深い内容でした。

 

■どこより誰から

最近は色々なところで「日本のお金の教育は間違っていた」と言われ。
貯金大国ニッポンは「お金の回し方」を知らないので、経済が停滞し景気が悪くなったと言われています。

それこそ国レベルで「投資をしよう」なんて言っているくらいですから。

やはりお金というのを貯めるのではなく、動かすことで初めて価値を持つというわけです。

「金は天下の回りもの」とはよく言ったものです。

実際にお金は使わないと自分のところにもかえってこない。
それをどう使うかが問題で、いまは何でもネットで注文して、知らない人からモノを買い、顔の見えない人にお金を渡すことが多い。

そうすると余計に「お金が無くなった」と思ってしまうけど。
顔の見える人に渡せば「回している」という感覚が分かりやすい。

顔なじみのAさんが販売しているモノとお金を交換すれば、今度はAさんがあなたのサービスを必要とすれば頼んでくれるでしょう。

それを顔の知らないXさんからモノを買うから、Xさんは必要なサービスがあってもあなたにたどり着くことはない。

どこで買うかより誰から買うかが重要になってくるわけです。

 

■コミュニティで経済を回す

この書籍の中から共感した部分を抜粋させてもらいます。
ここだけでは何を言っているのか分からないかもしれませんけど、とりあえず読んでみてください。

〝ぼくたち〟を広げると、社会の感じ方が変わる。優斗くんが年末に買ってきてくれたどら焼きを、二百円で手に入れたと感じるか、和菓子屋のおばちゃんが作ってくれたと感じるかの違いや。
〝ぼくたち〟の範囲がせまくて、おばちゃんが外側にいる赤の他人やと思えば、二百円で手に入れたと感じる。つまり、お金がすべてを解決したという感覚になる。しかし、〝ぼくたち〟の範囲が広がって、おばちゃんをその内側にいる仲間やと思えれば、おばちゃんが作ってくれたと感じる。
この〝ぼくたち〟の範囲は、知り合いかどうかではなくて、僕らの意識次第や。お金の奴隷になっている人ほど、この範囲はせまくなって、家族くらいしか入らへん。いや、家族も入らない人もいるやろうな。
そうなると、自分の生活を支えるのは、お金やと思ってしまう。知り合いの店だろうとどこだろうと、働いてくれた人のおかげだなんて思えない。社会を〝ぼくたち〟の外側に感じて、すべてが他人事になり、お金を増やすことしか考えなくなるんや。

「きみのお金は誰のため」より

私は「ぼくたち」のことを「コミュニティ」と解釈しました。

ようするに、「コミュニティを持たない人ほどお金の奴隷になる」と言われたら実際にこういう人いるなと心当たりがあります。

著者の方の考えに沿わないかもしれないので、あくまでも私の感想としてはさきほども言った通り。
コミュニティを広げ、その中で経済を回した方が自分にとっても良い結果になる、という感じではないでしょうか。

なのでお金は貯めるのではなく、どう使うかで自分に返ってくるということだと思います。

 

 

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