こんにちは。
スノーボードメーカーとしてボードの企画、開発、運営をしたり。コミュニティサロンを運営したり。DOMINATOR WAXアドバイザーなんてこともしている名取です。
ブログではスノーボードに関する情報や仕事のこと日々思ったことを書いています。
◆YouTube
シーズンが終わってからすっかりアップしなくなってしまいましたYouTubeチャンネルですが。こうしてまたシーズンが近づいてくると、何もしていなくても登録してくれる方が増えたり、再生数が増えたりしてきます。
ということで、最近再生回数が増えているこちらの動画を紹介します。
ボードを買う時にここ失敗している人、結構いますのでぜひ観て頂きたいです。
昔からよく「スノーボードは身長マイナス○○㎝で選びましょう」なんて言われていて。はっきり言ってなんの根拠もない基準で、なぜこのようなことが言われるようになったかというのはまたの機会で説明するとして。
でも、最近はさすがに「それじゃあダメだよね」という意見も増えてきて。
そして最近よく見かけるのは「全長だけじゃなくて有効エッジ見た方がいいよ」なんてことを言っている方が増えています。
もちろん身長マイナス○○㎝なんて言うなんの根拠ない基準に比べたら有効エッジを気にするのもいいと思いますが。
有効エッジはボードを立ててからの話しなので、長さを見るならまずは「接雪長」から見た方がいいです。
しかも、有効エッジは全長とある程度比例するものですが。接雪長に関しては全長関係なく長さを決めているので、特にチェックしておいた方がいいです。※動画で解説しています。
◆滑る順番で
接雪長とは、ボードを雪の上に置いた時に接地している長さのことです。
スペック表だと「R.Length」(ランニングレングス)なんて記載していることが多いですが。メーカーさんによっては呼び方が違う場合があります。
ボードを雪の上に置いた時に接地している長さということは、そのボードの上に乗ったときに「感じる長さ」ですよね。
ノーズ、テールの浮いた部分というのは、ボードに乗っただけでは感じませんから、「雪面に着いている長さ=接雪長」ということです。
もちろん、有効エッジを気にするのも全長を気にするのもいいですが。私はいつも、長さを見るときは「滑る順番でチェックした方がいい」と言っています。
ようするに、
ボードの上に乗った時に感じる長さ=接雪長
ボードを立ててから感じる長さ=有効エッジ
という順番です。
◆2023スノーボードの選び方
はい、ということで簡単な説明ではありましたが。ぜひ動画を観て参考にして頂くか。
こちらの、電子書籍&ペーパーバックで発売しています。
『2023スノーボードの選び方』の方には、スペック表の見方から、その数字が変わるとボードにどんな違いが出るのか。そして、数字を比較することで見えてくるボードの動き。などなど、ボードの見極め方をまとめてありますので、こちらも活用してください。
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