まだ控えめですけど、3年前に嫌味を言ってきた人達に言いたい。「だから言ったでしょ」って。

こんにちは。 スノーボードの仕事をしている名取です。 ブログではスノーボードに関する情報や仕事のこと、そして日々思ったことやプライベートなことも書いています。

昨日のブログでは「New Board Project」のクラウドファンディングが無事に終わり、沢山の方から支援をしていただいたという報告をしました。
まだ読んでない方は先にこちらをどうぞ。

クラウドファンディングで支援総額368万円を達成!!夢があるなら部外者の声は関係ない

◆ 3年かけてひとつの答えが出せた

初めてのクラウドファンディングでこれだけの支援(応援)をして頂いたことに対して「本当にありがとうございます」と、もうこの言葉しか出てきません。

でもね、このようなことが実現できた理由としては。これまで3年以上かけて作り上げてきたスノーボードサロン(オンラインサロン)、そして、コミュニティの大切さをずっと言い続けてきて、「応援文化」という風に言うこともありますけど。これは別に私に限らず、そういう気持ちの仲間が集まることで、誰もが新しい挑戦に前向きになれるし、仲間がいるからこそ実現できることもある。
だから今回のクラウドファンディングはそれを信じてここまでやってきた、ひとつの答えじゃないかと思います。

しかし、ここまでの道のりはそう簡単なものではなく。このサロンを立ち上げたのが2020年の3月。私としてはそこから3年ほど前の2017年頃から「オンラインサロン」というものを知り、それから興味を持って色々と準備をしていました。2019年10月にお店をやめることにしたのも、まさにオンラインサロンを作りたかったから。やはりお店という場所に縛られていたままでは私のやりたいことはできないとの判断でした。
だから私としては何年もかけて準備をしてきたにも関わらず、そこにコロナがやってきて。これがタイミング良かったのか悪かったのか。世間ではオンラインで何でもやろうなんて流れになったのは良かったけど。このタイミングではじめたことにより、「苦し紛れにはじめた」「名取がなんか上手いことやろうとしている」なんて感じに思われていたようで。実際に、「怪しい」とか「金儲けしようとしてる」なんて嫌なことを言われることもありました。

でも絶対にこれからの時代はコミュニティが必要になるし、それを作っておいた方がいい。これは皆にとっても必ず良い場所になる。そう信じて、部外者の声は聞かないようにしながらやり続けてきました。
正直最初は試行錯誤の毎日でしたけど、なんとかいまは70名以上のメンバーさんが、日本各地だけでなく、海外にもいるようなコミュニティを作ることができました。
それでも、まだまだこれからだと思っています。もっと仲間が増えれば出来ることも増えるし、そして沢山の挑戦が生まれる場所にして行きたいと思っています。

◆ 3年前の想い

さて、それではここからが今日のブログの本題になります。
(前置きが長かった、、、)
今日はそんなスノーボードサロンを立ち上げたばかりの頃に、サロンメンバーさん向けに書いたブログを紹介します。これは、公に書いたものではなく、当時の想いや葛藤をサロンメンバーさん向けに書いたもの。ある意味、私が3年前に何を考えていたのかという証拠にもなっていますので、いまさらですが改めてこちらのブログで紹介しようと思いました。

日本では2020年1月に初の感染者が発表され、2月に豪華客船を14日間隔離。その後急速に感染が広まり、4月には首都圏を中心に緊急事態宣言が発令。という流れなので、まさにこれからごうなってしまうんだろう?誰もが先の見えない状況にいた2020年6月に書いたものなので、その点をふまえて読んでください。
多少修正はしていますが、ほとんどそのままお届けします。


【2020年6月20日のブログ】

こんにちは。
「だから言ったじゃーーーん!」と、早くみんなにそう言いたい名取です。(※理由は最後に)
今日もよろしくお願いします。

◆ アマゾンクラブ
昨日は久しぶりにオフィスまで行ったという話しをしましたが。そのまま、夜はオフィスから歩いて30分くらいの場所に、私の地元友人がオーナーをしているレストランバー「アマゾンクラブ」がありますので、ちょっと一杯やりに行ってきました。
すると、ちょうど別の地元友人が来ていて、彼は中国にも会社を構えている貿易会社を経営しています。お店の中には「飲食店オーナー」と「貿易会社社長」、そして「謎のスノーボーダー」。やはり話題はコロナ君とどう向き合っているのか?

飲食店の方はさすがに厳しい状況ではありますが。ちょうど昨日から神奈川県の自粛規制も全て解禁され。よほど皆さんうっぷんが溜まっていたのか、わりとお客さん来ていました。それでも、お店としてはまだ気をつけないといけないので、来店人数を制限したりなど対応しながらやっていましたので。席を空ければ当然売り上げ減るし、なんかこのジレンマはいつまで続くのだろうと心配になります。

◆ 柔軟に動ける人が残る
中国の貿易会社を経営している友人は、中国の工場を使って色々なグッズ作りをメインに仕事をしています。大きな取引先だと、プロスポーツチームのオリジナルグッツとか、アイドルのオリジナルグッツになるので。いまはスポーツもライブも活動できていないから結構厳しいのかと思いきや。意外と中国の工場は動かせているみたいです。臨機応変に動いて、マスクを製造したり、フェイスシールドを製造したりと忙しくしているようです。
だから、「いまは柔軟に動ける人が残っているよね」なんて話しをしていて。これは本当にその通りだと思います。
てか、いま動かなくていつ動くの?という感じじゃないですか。なのに、それでもやっぱり動かない人っていますよね。「まさか、このままコロナが無くなって元通りにでもなると思っているの?」と、言ってやりたいです。

これは最近よく言われていますけど。この3ケ月で10年くらいの時間が一瞬で進んだようなものだと。例えばテレワークなんかも、これまでずっと推奨している人がいたけど。ほとんどの人は変化を嫌い、「別にいいよ」と言って取り入れなかった。でも、そんな事を言っていた人もこの3ケ月で強制的に切り替わるしかなくなり。それで実際にやってみたら「快適だね」みたいな事を言って。何年も前から推奨しつづけて来た人からしたら「だからいったじゃん!」という感じですよね。

◆ それはスマートフォンですか?
私もこれまで、物を仕入れて売るだけのスノーボード屋さんはダメだと言ってきました。だからこそ毎日ブログを書き、講習会をやり。それこそ「来店予約」や「営業時間の短縮」なんかは6年前からやっていて。物販以外のサービスも考えてきました。他にも電子書籍を作り、メルマガをやってみた事もあるし、オンラインでもあの手この手で色々な事に挑戦してきました。
だから、せめてブログは書いた方がいいとか、何か自分達の価値を作って提供した方がいいとか散々言ってきましたけど、ほとんど誰も見向きもしなかった。でもいまは、「来店の際は事前に予約してから来てください」とか「営業時間短くしています」なんて言っているお店沢山ありますから。
そしたら、ただそれをやればいいんじゃなくて。その代わり空いた時間を使ってブログを書くとか、講習会とかセミナーみたいな事をすればいいじゃないですか。いまnewest続けていたとしても、やり方次第ではコロナ中も講習会なんかは出来ていたと思うし。家にいる人に向けてオンライン講習会やるとかね。
だから、スノーボード屋さんに限らず。これまでその人がどれだけ準備していたか、どれだけお店やお客さんの事を考えていたかというのが「ハッキリ」わかった3ケ月じゃないでしょうか。
そしておそらく、この3ケ月の間に新しい事できていない人はもう一生変わらないのでは?と思ってしまうと同時に、10年前からも変わってないという事です。
ようするに、13年前にスマートフォンが発売され、この10年で時代が大きく変わったにもかかわらず。いまだにネットを使って仕事ができないという事は、見た目スマートフォンでも中身はガラケーなんじゃないか? という結論になりました。

◆ だから言ったじゃん!
なんか今日は愚痴っぽくなってしまいましたが。なんかオンラインサロンを始めた事で、徐々に周りから疑念の声も聞こえはじめ。そう言いう人との溝が広がる事で余計にそんな事を思うようになり。
でも、ここにいる皆さんは早くからオンラインサロンというものに注目をし、こうやって入ってきてくれているので。確実にスマートフォンだし、他の人より先を行っている「はず」です。
「はず」というのは、本当に先を行っているのかどうかは後で分かる事ですからね。
私は絶対にこの仕組みは今後必要になってくると思うし、みんなにとっても良い場所になると確信しています。なので、このオンラインサロンというものをスノーボード業界でも定着させる事ができたらその時はみんなで言ってやりましょう。
「だから言ったじゃーーーん!」って。
以上でーす。

(2020年6月20日の記事)


◆ むしろこれから

いかがだったでしょうか?
とにかく最初はほとんど誰にも理解してもらえず、嫌な思いも沢山しました。このブログを書いた時点では、メンバーさんは20名ほどだったと思います。でもおそらく、ほとんどの方はこれから何が起こるかとか私が何をしたいのか分かっていなかったと思うけど。「名取がなんか新しいことはじめたから付き合ってみるか」という感じだったと思います。
それに、もしかしたらメンバーさんも居心地悪い思いをしたかもしれない。それにも関わらずいまでもずっと付き合ってくれている方もいて、本当に感謝しかありません。

しかし、私のやりたいことはまだまだ沢山あるし、むしろこれからです。こんなところで満足しているわけには行きません。
なので、「だから言ったじゃーーーん!」なんて強く言えるような立場にはなっていませんが。それでもこうしてやりたいことに挑戦することもできたし。少しづつだけどメンバーさんも集まってきてるということは、みんなも楽しんでくれているのだと思う。

いまはあの時の選択は間違っていなかったと素直に言えるし。
何にせよ前進していることは間違いない。

そこでまだ控えめですけど、3年前に嫌味を言ってきた人達に言いたい。

「だから言ったでしょ」って。


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■今回のような、過去にサロンメンバー向けに書いたブログは一部電子書籍にもまとめてありますので、よかったらこちらからどうぞ。

 

 

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