なぜオンラインサロンをつくったのか
私がスノーボード業界に入ったのは2004年。日本でスノーボードが一番盛り上がったのは1998年頃と言われているので、私がこの世界に入った頃には、すでにピークを越え、少しずつスノーボードをする人が減り始めている頃です。
スノーボーダーが減るのと同時に、スノーボードショップも次々となくなっていく。
業界に入ってから、そんな姿をずっと見てきたからこそ。
「なんとかスノーボード業界を盛り上げたい」
そう考える中で、私が大切だと思うようになったのが、スノーボーダーが集まれる場所をつくることでした。
スノーボードを続けるには、やっぱり仲間が大きい
スノーボードは1人でもできます。でも、やっぱり仲間がいた方が楽しい。
「来週一緒に滑りに行こう」と約束していれば、それが雪山へ行くきっかけになる。少し面倒だなと思う日でも、仲間が待っていれば行こうと思える。何より、一緒に滑って笑ったり、帰りの車で話したり、そんな時間も含めてスノーボードの楽しさだと思っています。
当時はスノーボードショップが、そうした仲間と出会う場所の一つでした。
お店へ行けば誰かがいる。店員と話したり、お客さん同士が知り合ったり、そこから一緒に滑りに行くようになる。商品を買う場所であると同時に、人が集まる場所でもありました。
ところが、ショップが減っていくにつれて、そうした場所も少なくなっていきます。
実際、「通っていたショップがなくなって、一緒に滑る人もいなくなり、雪山へ行く回数が減った」という人をたくさん見てきました。年齢を重ねると、結婚や仕事、子育てなどで周りの仲間が少しずつスノーボードから離れていき、気がつけば自分も行かなくなっていた、という話も珍しくありません。
だからこそ自分でそういう場所を作ろうという想いもあり、お店をやろうと決めました。
2010年4月、引き継ぐ形でスノーボードショップの経営をスタート。目指したのは、ただ商品を販売するだけのお店ではなく、スノーボーダーが気軽に立ち寄れて、そこから自然と仲間ができるような場所でした。

ところが、時代は大きく変わっていった
2007年にスマートフォンが発売され、その後、広く普及し始めると、世の中の流れが一気に変わりました。
いつでもインターネットにつながれるようになり、知りたいことはその場ですぐに検索できる。SNSを使えば、遠く離れた人とも簡単につながれる。買い物も、わざわざお店へ行かなくてもできるようになり。
当然、スノーボードショップの役割も変わっていきます。
商品はネットで比較できるし、価格もすぐ分かる。他店との比較や価格交渉も増え、「わざわざお店へ行く理由」が以前より少なくなってしまい。
私は「スノーボーダーが集まる場所をつくりたい」と思ってお店を始めたはずなのに、いつしか「どうやったらこのお店を守れるだろう」と、そんなことばかり考えるようになっていました。
何か違う方法はないのか。
そんなことを考えているときに知ったのが、「オンラインサロン」という言葉でした。
オンラインサロンを知ったとき、「これだ」と思った
オンライン上のコミュニティなら、住んでいる場所は関係ない。
北海道でも、新潟でも、東京でも、大阪でも、九州でも、スノーボードが好きという共通点があれば同じ場所に集まれる。
そして、私がもう一つ魅力を感じたのが「有料のコミュニティ」だったことです。
実はそれまでにも、無料のSNSコミュニティを何度かつくった経験があったけど、なかなかうまくいかなかった。
無料だから、とりあえず入っているだけの人もいる。自分が得をすることだけを考える人や、ルールを守れない人、ときには攻撃的な人も出てきます。人数は増えているのに、まったくコミュニティとして活性化しない。そんな経験もしました。
そこで感じたのが、コミュニティはただ人数を集めればいいわけではない、ということ。
大切なのは、「どんな人がそこに集まっているか」。
お金を払ってでもこの場所に参加したい、このコミュニティを楽しみたい。そんな人たちが集まれば、もっと安心して楽しめる、質の高いコミュニティがつくれるんじゃないか。
オンラインサロンという仕組みを知ったとき、すぐに「これだ」と思いました。
私がずっとつくりたいと思っていた「スノーボーダーが集まれる場所」を、今度はお店ではなく、オンライン上につくればいい。
場所がオンラインなら、地域の壁もありません。
お店を閉めて、FORWARDをスタート
2019年10月末、長く続けてきたスノーボードショップを閉めました。
そして2020年3月、「オンラインサロンを始めます」と正式に発表し、スノーボードサロン「FORWARD」をスタートしました。
とはいえ、最初からすんなり受け入れてもらえたわけではありません。
「なんでコミュニティに入るのにお金を払うの?」
「ただの金儲けじゃないの?」
そんなことを言われましたし、実際にはもっとひどい言葉を投げかけられたこともあります。
当時はまだ、オンラインサロンというもの自体が今ほど知られていなかったので、仕方がない部分もあったと思います。
それでも私は、絶対に多くのスノーボーダーにとって便利な場所になると信じていました。
だから諦めず、「私は何をしたいのか」「なぜ有料なのか」「オンラインサロンとはどういう場所なのか」「FORWARDをどんな場所にしていきたいのか」を何度も発信し続けました。
そうやって少しずつ理解してくれる人が増え、参加してくれる仲間も増えていきました。
6年以上続けて、ようやく思い描いていた場所になってきた
現在では100名近くのメンバーがFORWARDに参加しています。
その中には、「一緒に滑る仲間がいなくなって、そろそろスノーボードをやめようと思っていた」という人もいました。
でもFORWARDに入って新しい仲間ができ、今ではまた毎週のように雪山へ行っている。
そんな話を聞くと、この場所をつくって本当に良かったと思います。
そして、FORWARDを始めて6年以上。これまで大きなトラブルもなく続けてくることができました。
これは私にとって、とても大きなことです。
人数を増やすことだけを考えるのではなく、どんな人が集まる場所なのか、みんなが安心して楽しめる場所になっているか。そこをずっと大切にしてきたからこそ、今のFORWARDがあると思っています。
立ち上げる前に頭の中で思い描いていた「スノーボーダーが安心して集まれる場所」に、少しずつ近づいてきました。

スノーボードをきっかけに、新しい世界が広がる
スノーボード仲間がほしい。
もっとスノーボードを楽しみたい。
もっと上手くなりたい。
もちろん、そんな人にはFORWARDをぜひ活用してほしいと思っています。
でも、6年以上続けてきて感じるのは、FORWARDで生まれているものはスノーボードだけではない、ということです。
有料のコミュニティには、前向きだったり、新しいことが好きだったり、自分から何かをやってみようとする人がたくさんいます。
だから、冬は一緒にスノーボードを楽しみ、オフシーズンになればアウトドアを楽しみ、オフ会も頻繁に開催される。誰かの「こんなことをやってみたい」という一言からイベントが生まれたり、新しい仕事や挑戦につながったりすることもあります。
最初はスノーボードをきっかけに知り合った人たちが、いつの間にか雪山以外でも一緒に遊ぶ仲間になっている。
私は、それもFORWARDの大きな魅力だと思っています。
スノーボードをもっと長く、もっと楽しく続けられる環境をつくる。
そして、スノーボードをきっかけに人と人がつながり、そこからまた新しい楽しみや挑戦が生まれていく。
それが、私がつくりたかったスノーボードサロン「FORWARD」です。
DMMオンラインサロン「CANARY」にも掲載されました
2025年2月には、DMMオンラインサロンのオウンドメディア「CANARY」で、FORWARDを取り上げていただきました。
FORWARDを始めたきっかけから、普段どんな活動をしているのか、メンバー同士の交流、これからどんなコミュニティにしていきたいのかなど、かなり詳しくインタビューしていただいています。
「FORWARDって実際どんなところなんだろう?」という方には、こちらの記事もぜひ読んでもらえたらと思います。
出会った10代のころからスノーボード一筋!の名取崇史さんがオーナーを務める「名取崇史 スノーボードサロン FORWARD…
FORWARDへの入会について
ここまで読んで、「ちょっと面白そうだな」「こんな仲間がいたら、もっとスノーボードを楽しめそう」と思ってもらえたら、ぜひFORWARDをのぞいてみてください。
FORWARDは、スノーボードが上手い人だけが集まる場所ではありません。滑るレベルも、年齢も、住んでいる地域もさまざま。入会するときに知り合いがいなくても大丈夫です。実際、ほとんどの人が最初は1人で参加しています。
もちろん、入ったからといってイベントに必ず参加しなければいけないわけでもありません。オンラインで情報を見たり、メンバーのやり取りを眺めたり、自分のペースで楽しむところから始めてもらえればと思います。
そして、気になるイベントがあったら参加してみる。そこから少しずつ知り合いが増えて、一緒に滑る仲間ができていく。そんな使い方をしている人もたくさんいます。
FORWARDの料金や入会方法、現在の募集状況などについては、DMMオンラインサロンのページで詳しく紹介しています。
スノーボードをもっと長く、もっと楽しく。
新しい仲間と一緒に、これからのスノーボードを楽しんでもらえたら嬉しいです。
[スノーボードサロン「FORWARD」の詳細・入会はこちら]
全国のスノーボーダーがつながるコミュニティ。仲間と出会い、楽しみながら上達し、挑戦を応援し合える環境です。…

