上級になって来たら、このボードを作っている人の意図まで想像しながら滑るのも面白いと思いますよ。

今日から9月ですか。

9月って言うと「夏が終わるのかー」と、ちょっと寂しい気持ちになりますが。

私のブログをこの時期でも見てくれている方達にとっては「これからの方が楽しみ」という方が多いでしょう。

とは言え、私自身は夏も好きなので。

せめて1回位は海に行って来ようと思っている今日この頃です。

 

はい、

それではここ数日YONEXさんの試乗レポートが続いていますが。

本当にこの調子で行くと、あと3日位かかってしまうので。

もう少しペースを上げて行きたいと思います。

まだ、これまでのブログを読んでいない方はぜひこちらを先に読んでください。

【8月29日のブログ】

【8月30日のブログ】

【8月31日のブログ】

 

では、早速。

次は「STYLAHOLIC154」と、YONEXのバインディング「SPINE BACK」の組み合わせ。

STYLAHOLIC154 × SPINE BACK

 

まずはスペック表から。

STYLAHOLICスペック表

 

こちらは、パーク向けのハイエンドモデルとして新しく発売されたボードのようですね。

ただ、今回もあくまでも「ハーフパイプなら」という視点でレポートします。

 

そして、今回試乗したのは「REV」「SMOOTH」「4XP」と、この「STYLAHOLIC」

「NEXTAGE」も試乗したんですけど、長いサイズが無く147を試乗したので外しますが。

正直、普段の自分の滑りのままで、どれがハーフパイプで良かったかと言われたら。

この「STYLAHOLIC」かもしれません。

一昨日のブログで細かく書きましたけど。

やっぱり、私はハーフパイプならシングルサイドカーブなんですよ。

とは言え、

「ハーフパイプ向きか」と言われると。

個人的にはちょっと違うかな。

なんだか言ってる事が矛盾していますが。

私はもうそんなにトリックしたりはできませんので。

どちかと言うと、気持ちよく高く飛べればいいという感じ。

なので、スピントリックなどを重視してハーフパイプを滑りたいという方ならいいと思います。

それに、最近はあまりツインのボードにも乗っていないので。

その点もふまえ、

ハーフパイプで使うならこれだけど、ハーフパイプ用には選ばないかな。

という感じです。

何言ってるのかよくわかりませんね(笑)

とにかく第一印象は良かったという事です。

それに、このボードは全体的にはしっかりした印象なんだけど。

接地が少し短く、ルーズに動かせる。

この辺はもう『スノーボード講習会』利用してくれた方なら、スペック表から接雪長と有効エッジの関係を見ただけで「おっ!」と思いますよね。

要はこれだけ動かせるボードもあるんですよ。

何だかよく分からない方はこちらのブログと、さっきのスペック表を見比べてみてください。

という事は、足元しっかりしてるけど、操作性が良い。

そんなところも私好みです。

 

 

さて、続きまして。

「4XP/152」と、YONEXのバインディング「SPINE BACK」の組み合わせ。

4XP/152 × SPINE BACK

 

こちらもまずはスペック表から。

4XPスペック表

 

「4XP」は、YONEXさん式で言うと「EASYRIDE CAMBER」

MOSSで言う「CS2 CAMBER」

他にも「接点移動式」なんて呼んだり、「ハイブリッドキャンバー」って読んだり。

この辺、なんかもうちょっと統一すればいいのに?

なんて思っていますが(笑)

要するにこのタイプのキャンバーです。

YONEXホームページより。

 

「4XP」はとにかく、普通に乗りやすい。

これまで紹介した4本の中では、ダントツ気軽に乗れます。

そして、ハーフパイプでどうかと言うと。

これまた個人的意見ですが、ハーフパイプは普通のキャンバーがいいんですよ。

なので、例えばMOSSの場合、

すごく乗りやすいし、普通に滑る分には扱いやすくていいけど。

「TOTO」でハーフパイプ滑るのは苦手なんです。

 

でも、いつも通りの乗り方で何の抵抗もなく乗れたので。

正直、第一印象は一番良かったです。

ただこれYONEXさん的にどうなんだろう?って。

こないだ御坂で試乗している時にみんなと話してたんですけど。

例えばFOSSILだったら。

一通り全部試乗してもらった上で、

「STYLEが一番良かった」と、言ってる感じだねって。

もちろん「STYLE」も、すごくいいボードだし、自信もあります。

でもなんかちょっと寂しい感じしますよね(笑)

FOSSILの事を知らない方からしてみれば、何言ってるのかよく分からないかもしれませんが。

という事で、

4XPもパーク向けボードの位置づけではありますが。

気軽に操作できて色々な事にトライできるボードじゃないでしょうか。

 

そして、最後に一応「NEXTAGE」も紹介だけしておきます。

NEXTAGE × X-BASE

 

こちらもスペック表を。

NEXTAGEスペック表

 

スペック表を見ると、こちらは「REV」と同じタイプのダブルサイドカーブになっていて。

位置づけ的には、以下のような感じ。

※YONEXホームページより

上達への近道に導いてくれるオールラウンドモデルの決定版

「なかなか上手くなるきっかけがつかめない」と悩んでいる人は是非このボードに乗ってみて欲しい。「STOMP-TECH2.0」構造をベースにしなやかさをアップ。カーボンならではの軽さと反発力と柔軟性をいかして、あなた自身のターンの質を今より数段引き上げることをアシストする。だからこそエアも地形を攻めるライディングもおこないやすい。様々なライディング・スタイルにも適応できる柔軟性がこのボードの最大の魅力。

 

今回、長いサイズが無くて借りれなかったんですけど。

せっかくなので、アウトラインの感触だけでもと思い147cmを試乗しまして。

確かに素直で扱いやすいボードだなという印象。

それ以外はあまりあてにならないかもしれないので、これ以上書きませんが。

ぜひ今度は長いのを乗ってみたいですね。

 

さて、

それではYONEXボードレポートはここまで。

どうでしょうか?

何か参考になった事はありましたか?

私としては、沢山の収穫があってとっても楽しかったです。

本当、メーカーによって考え方が全然違うので。

その辺の意図を探りながら試乗するとまた面白い。

だから、試乗もなんとなく乗って「良い」とか「悪い」とかじゃなく。

それぞれのボードの特徴を理解する気持ちで試乗した方がよく分かるし。

もっと上級になって来たら、このボードを作っている人の意図まで想像しながら滑るのも面白いと思いますよ。

一緒に試乗したみんなはどうだったかな?

 

とにかく、スノーボードはまだまだ奥が深いって事ですね。

自分のボード乗ってるだけじゃ気づかない事も沢山あるし。

スペック表見て「何でこんな作りしてるの?」なんて思ってもそこにはちゃんと理由があったり。

乗り方をちょっと変えるだけでも別物に感じたり。

だからこそ、FOSSILもしっかりとコンセプトや仕組みを理解してもらう努力をしないとダメだなと。

そう感じました。

 

はい、

じゃあレポートはこの辺で。

と、言いたいことろなんですが。

先ほど「ボードレポートはおしまい」と言ったように。

まだバインディングが残ってます!!

SPINE BACK

 

という事で、

こちらはまた明日。

それでは本日はここまで。

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