さて、今日は書きたい事が沢山あるので何から書こうか迷うくらいなんですけど。
とにかく昨日、カムイ御坂で試乗して来た感想を書こうと思います。
皆さんも
「本の話しとか、映画とかプライベートなんてどおでもいいから」
「こうゆうブログが読みたいんだよ」
そう思っている事でしょう(笑)
実際に「もっと道具の解説を書いて欲しい」とか「○○について書いて欲しい」なんて言われる事もありますからね。
まぁ、それはさておき。
今回はYONEXさんから借りたボードとバインディングをしっかりチェックしてきましたので、その感想を書きます。
なぜこのような事になったか、これまでの流れについては一昨日のブログを見てください。
とりあえず、感想を書く前に言っておきたいのは。
「すごく面白かった」という事。
newestで取り扱いをしているブランド以外のボードだとなかなかここまでしっかりチェックする事も出来ないですからね。
それだけに、刺激的で得た情報が沢山ありすぎてどんな風に書こうか迷ってしまいます。
ではまず。
これはスノーボードに限らずだと思いますが。
メーカーごとや、もっと細かい事言えば開発している人ごとに必ずタイプというのが存在します。
もちろん、作ってる人の理想や好みで考えが違うのは当然ですよね。
車だって、メーカーごとに車種が違っても。
なんとなく「ホンダはこうゆう感じ」「トヨタはこんな感じ」みたいのがあるじゃないですか。
だから、newestで取り扱いしているメーカーもMOSSはこうゆうタイプ、OGASAKAはこうゆうタイプ、GENTEMは、BURTONはと。
それぞれ全然違います。
そして、これはなかなか表現がしにくいので細かくは書きませんが。
私の中では、このメーカーはこうゆう考えなんだな、このメーカーはこうなタイプだな。
というジャンル分けみたいなのがあるんですよ。
例えば、
MOSSとOGASAKAは全然タイプが違います。
そして、なんだかんだ言っても、私はMOSSでスノーボード作りのノウハウを教えてもらったので。
FOSSILは自分の理想があり、MOSSとは全然違う作り方で、操作感や乗り味も違いますが。
深部では影響を受けているところは必ずあるんです。
だからFOSSILとOGASAKAもまったく別物と言っていいほど違います。
よく作っている工場が一緒だと「似てる」って方がいますが。
それは、感触が似ているだけで、深部は全然違うんですよ。
これも説明が難しいので、何が違うのか細かく書きませんが。
この辺は『スノーボード講習会』利用して頂ければ理解してもらえますので、ぞひそちらで。
やっぱりメーカーごとの考え方や作っている人によって大きく差がでるのは当然なんです。
だから、ここまでに上げたブランド以外でも。
試乗したら「このメーカーはこうゆうタイプだな」というのがあります。
あくまでも私なりのジャンル分けですけどね。
それで、ちょっと話し変わります。
これ、ブログでも一度も書いた事ないし、あまり人に言った事もないんですけど。
もう20年近く前の話しです。
まだYONEXがスノーボードを発売し始めた頃ですね。
ショップ経由のサポートみたいな感じですけど「YONEX乗らないか」という話しを頂いた事がありまして。
一時的にですけどYONEXのボードを渡してもらって使ってた事があるんですよ。
印象としては、
その時もハーフパイプが好きだったし、キッカーもバンバン飛んでたし。
そこにYONEXの反発力がマッチして、すごい楽に飛べるし。
結構良い印象だったんですよ。
でも、少しだけ使いましたが。
その頃はBURTONマニアと言っていいほどの、BURTON好きだったので。
「やっぱり自分が乗りたいボードを使いたい」と言って断ったんですよ。
なんかカッコ良くないですか?笑
だから、結果的に何の関係はないんですけど。
少しだけ自分の中ではYONEXって思い出があって。
結局、それ以来はこの仕事を始めてからたまに合同試乗会とかでちょこっと試乗もしたりするくらいで。
ここ数年は全然乗れてませんでした。
それでもなんとなくYONEXってこんな感じでしょ、みたいなイメージを持っていましたけど。
なんか昨日の試乗ではだいぶイメージが変わったんですよね。
では、
どんなイメージだったか。
最初に試乗した感想は、
「すげー、乗りずらい!!」
おいおい、こんな事言っていいの?
と、思うでしょう。
でも私は正直者なんです(笑)
ただ、これはもう何度もブログで言ってますよね。
「ボードには、そのボードに合った乗り方が必ずあるんです」
当然いつも通りの乗り方をすれば、乗りにくいのは当たりまえ。
そうなると、
いつも通りの乗り方で「乗りずらい」と感じたって事は。
FOSSILとYONEXは考え方が全然違うという事になります。
そこに、YONEXの場合ウッドとカーボンの違いもあるし。
という事は、このボードを本当に理解するためにはいつもの滑りではダメって事になります。
そこで、これは昨日のブログで書きましたが。
試乗の順番としてはまず、
REV → SMOOTH → STYLAHOLIC → 4XP
と、乗りました。
これもよく講習会とかで言ってますけど。
最初はスペック表を見ません。
とにかく純粋にいつも通りに滑ります。
なのでここまでが、乗りずらいと感じたところ。
そして、
一旦リセットを兼ね自分のボードを乗り。
YONEXのホームページをスマートフォンで調べ、スペック表などをチェック。
今度は、自分の滑りを全て捨て、純粋にこのボードを理解しようという思いで試乗します。
それで、特徴が見えてきたらそれに合わせた滑りをしてみる。
それでようやくYONEXのボードがなんとなく理解できました。
だからね。
よく、ちょろちょろっと試乗しただけで。
「あのボードは乗りにくい」とか「あのボードはよくない」なんて語っている方がいますが。
それはその人の普段の滑り方に合っていなかっただけ。
要するにちゃんとそのボードに合った滑りをできなかったという事なので、
「ちょっとダサい」
ですよね。
ボードを評価するなら、
「あのボードはこうゆう特徴があってこうやって乗った方がいい」とか。
自分には合ってないと思ったら、
「自分の滑り方のタイプではない」なんて事を付け加えたり。
みたいな感じで語った方がスマートじゃないでしょうか。
だから、昨日は最初試乗した時に。
「うわっ!全然上手く乗れない、、」
「やばい、ダサい男になってしまうのか、、、」
と、ちょっと焦りましたよ(笑)
でもなんとか、皆さんに胸を張ってレポートできるくらいには感じ取ってきましたので。
「それぞれのボードの感想を書く」と、今日は意気込んで書き始めましたが。
だいぶ長くなってしまったので。
また続きは今度にします(笑)
それでは本日はここまで。