昨日のブログでは道具の事や滑りについても少しだけ触れましたけど。
それを読んで納得した方もいれば、納得しない方もいると思います。
それは当然の事であって「スポーツに正解は無い」と言われるように、サッカーや野球、ゴルフなどのスポーツでも「これが絶対正しい」というのは存在しませんから。
だからこそ正解を求め追求する事がスポーツの楽しさだと思っています。
それで、今日はワックスのお話しなんですけど。
スノーボーダーにとっては滑る技術を覚える事と同じくらい大切なのが、ボードのメンテンナンス作業。
しかし、これもほとんど全ての方が「なんとなく」で作業していると思います。
「俺はワックスの事完璧に把握している!」
「俺が正解だー!!」
なんて方はいないですよね(笑)
だってあのDOMINATOR WAX創設者タノス・カリダス博士だって今だに正解を求めて追及しているわけですから。
ワックスも正解の無い世界というわけです。
だから人によって言う事が違うというのが仕方が無い事で。あの人が正しい、あの人は間違っているというのは難しい判断です。
もちろん私だってこうやって『ホットワックス体験教室』なんて事をしたり、ブログでワックスについて書いたりしていますが、これが絶対だとは全然思っていませんから。
あくまでも私の経験を踏まえた上で「こうした方がいいんじゃないですか?」
という事をお伝えしています。
そんな私がモットーとしているのは、
「いかに楽して効果を高めるか」
なんかこんな事言うと一気に信用度が落ちる気もしますが(笑)
特に日本では沢山時間をかけて努力する事が美とされているので、ボードのメンテナンスも時間をかけてたっぷりとやった方が良いという流れがありますよね?
「ベースワックス何十回もやった」とか。
それが凄いみたいな流れがあるじゃないですか。
確かに凄い事だし、「メンテンナンスするのが大好きなんだ」という方ならいいと思います。
でもどちらかと言うと、ほとんどの方はメンテナンスよりも滑る方が好きですよね?
だからこそ、楽して最高に滑ったら言う事なしじゃないですか。
DOMINATOR WAXのタノス・カリダス博士も1つのワックスでどんなコンディションでも最高に滑るワックスを作るというのが究極の目標らしいです。
DOMINATOR WAXが簡単に、手早く作業できるのを追求しているのも。
そもそも競技用のワックスとしてスタートしたので「選手の負担をどれだけ減らせるか」というのもテーマになっています。
メンテナンス作業の時間を短縮できて作業が楽になれば、その分練習時間も増やせるし、体力的にも楽になるし。
明日試合だっていうのに夜遅くまでワックス作業に追われていたら、翌日良いパフォーマンスは期待できませんよね。
サービスマンが付いてくれている一流選手ならともかく、そんな人は限られてますから。
では、これが皆さんの立場になったとして。
よく聞く話しでもありますが。
週末滑って帰ってきたらもう疲れて何もする気起きないので、とりあえずボードはそのまま放置。
翌日から仕事に行き、夜の空いた時間でクリーニングしたり、ベースワックスしたり、滑走ワックスしたりを何日かにわけて作業して。
その都度部屋を片付けたりするのでとにかく労力と時間がかかって大変。
そして、
「あー、もう明日滑り行くのにワックス剥がしてないやー」
と、前日の夜遅くにワックス剥がしに追われ、翌日は寝不足のまま出発。
そうなるとどうなるでしょうか?
・平日はメンテンナンスに追われ自分の時間が使えない。
・寝不足で運転の危険性も高まる。
・ゲレンデについても眠くて体が動かない。
・ボーっとしたまま滑れば怪我のリスクも高まる。
何一つ良い事がありません!!
なんだかワックスの話しからずいぶん話しが飛躍しているように感じるかもしれませんが、つなげていけばそうゆう事になりますよね。
だってもしこの一連のメンテナンス作業が半分以下の時間に短縮できたらどうなります?
・使える時間が増え充実した毎日を過ごす事ができる。
・滑りに行く前日も慌てる事無くしっかり睡眠を取る事ができる。
・車の運転もノリノリ。
・当日は元気いっぱい滑れる。
それでいてボードの滑走性が変わらなかったら良い事尽くしじゃないですか!!
だからこそ私のモットーは、
「いかに楽して効果を高めるか」
なんです。
しかし、当然ながらそれで滑走性が落ちては意味が無いので、滑走性は変わらないというのも重要。
ただこの点に関して、私達には実績があります。
FOSSIL SNOWBOARDの試乗会に参加してくれた方はわかりますよね??
いつも試乗会では、
「このボードすごい滑りますね」「なんでこんなに滑るんですか?」と言ってもらえる事が多いです。
もちろん試乗ボードは、試乗会をやるたんびにワックスしていますが。
毎回20本のボードを急いでいる時は1日~2日で仕上げないといけない時もあります。
しかも今シーズン40日以上の試乗会をやったという事は、だいたい1回行くと2日間試乗会やると計算して。
2日に1回全てワックスしていると考えたら今シーズンだけで20回x20本で400本以上のワックスをしている事になります。
なんか改めて数字にして起こすと、とんでもない事ですね(笑)
じゃあこの1本1本を時間をかけて丁寧にやっていたら、とてもじゃないけど終わらないし。
私達の時間は全てワックス作業に取られてしまいます。
ただ、これだけよく滑ると言って頂ける試乗ボードも。
クリーニングから滑走ワックスまで、
1本にかける時間は15分程度です。
試乗会で体感した方はビックリじゃないですか?
むしろそれくらいじゃないと終わらないですから。
それでも20本仕上げるのには5時間かかりますけどね。
さらに剥がすのには、1本5~10分位。
剥がす方は体力と気力次第で時間が変わるので、全部剥がすのに2~3時間位です。
だからギリギリ1日でもなんとか全てメンテナンスできるわけです。
これでもほんの一部ですけど、こんな感じです。
これを1本換算にすると、1本あたり30分もかからずクリーニングから仕上げまでやっているという事です。
どうでしょう?
みなさんも1回滑り行って30分程度で全てのメンテナンスができたら良くないですか?
そしたらどうなります?
ではもう一度、
みんなで復唱してみましょう。
サン、ハイッ!!
・使える時間が増え充実した毎日を過ごす事ができる。
・滑りに行く前日も慌てる事無くしっかり睡眠を取る事ができる。
・車の運転もノリノリ。
・当日は元気いっぱい滑れる。
良い事尽くしじゃないですかーーー!!笑
でもでも、
そのためにいは作業の仕方や使う道具も大事ですが。
その道具の使い方も大事です。
昨日、ワックス教室に参加して頂いた方もすでにドミネーターのワックス、ブラシを使ってくれていましたが。
ほんのちょっとした道具の使い方の違いで、
「こんなに楽になるとは思わなかった」と、感動していました。
しかもnewestで道具を揃えてもらい過去にお店では色々説明したんですけど、やっぱりこうやって実際に作業しながらお伝えしないとなかなか伝わらないんだなと言うのを改めて実感しました。
という事で、
そんなちょっとした気づきをお伝えする、
『ホットワックス体験教室』ぜひご利用ください。
はい、
バッチリ最後は宣伝で締まったところで。
予約受付営業カレンダーも更新しておきます。
それでは本日はここまで。