突然ですが皆さん。
バインディングの「ハイバック」はちゃんと調整してますか?
これ、結構やってない人多いんですけど。
すごくもったいない!!
箱から出したまま、角度とベルトだけ調整して終わり?
調節する機能があるんだからちゃんと自分の滑りに合わせて調整しないと、
すごくもったいない!!(2回目)
という事で、
今日は先日届きました私のバインディング「X-BASE」を元にしてハイバックの調整方法をお知らせしようと思います。
「X-BASE」の紹介はコチラのブログで。
ただ、調整のやり方は好みもありますので「絶対この方法が良い」というわけではなく、あくまでも私がいつもやっている調整方法をお伝えします。
ローテーション
まず私は前足の角度を滑る時によって多少替えますが一番多いのは「24°」です。
このままだとハイバックがヒール側のエッジに対して斜めになってしまうので、力が伝わりにくくなります。
そこでまずやるのが「ローテーション」という作業。
ネジを緩めたらハイバックをローテーション(回転)させます。
はい、
するとこんな感じ。
上がそのままセットした場合で、下がローテーション調整した場合。
というわけです。
それでさらにローテーションをする利点は。
ローテーションしていないとハイバックが邪魔になって前後の足の動きが制限されてしまいますが、ローテーションする事で前後の動きも良くなります。
イコール=ハーフパイプやキッカーなどでは俗に言う「スタイル」が出しやすくなります。
そうすると、
ハイバックが邪魔にならず動きやすくなるという訳です。
なので私はこんな感じにいつも調整しています。
フォワードリン
続いて調整するのが「フォワードリン」という作業。
これはハイバックの前傾を調整するのですが。
単純に言えば、
【前傾無し】反応は遅いが動ける。
【前傾有り】反応は早いが動きに制限が出る。
そんな感じです。
こちら「X-BASE」の場合はローテーションを調整する時に一緒に調整します。
ハイバックのメモリがあるのでこれを目安に。
フォワードリンに関してはかなり好みがありますので、前傾をまったく入れない人、思いっきり前傾を入れる人などそれぞれです。
それで私の場合はこんな感じで前足と後足で変えています。
前足は少しだけ前傾を入れて、後ろ足はもう少し多めに前傾を入れる。
なんでこうしてるかを文章で説明するのは難しいので、その点に関しては会ったときにでも聞いてもらえればと思います。
フォワードリンの調整方法はザックリになってしまいましたが、ちょっと「X-BASE」の場合文章で説明するのが難しくて。それに同じBURTONでもモデルによってフォワードリンの調整方法は違いますので細かくはお店で聞いてください。
とにかくフォワードリンもボードの反応を左右する大事な調整です。
という事で、
こんな感じに「ローテーション」や「フォワードリン」に関しては、絶対にこうした方が良いというものでも無いので、自分で色々調整してみて自分好みのセッティングを見つけてあげるといいと思います。
私は今でこそもう10年以上同じセッティングで滑っていますが、それまでは調整しては滑って、調整しては滑ってと、散々いじくりまわした結果今のセッティングに行きつきました。
なので今では何も調整していない状態ではとても滑りにくいです。
だから、
すごくもったいない!!(3回目)
と言う事なんです。
皆さんもぜひやってみてくださいね。
そして分からない事があればお店で聞いてください。
それでは本日はここまで。
続・バインディングの「ハイバック」はちゃんと調整してますか?(フォワードリン編)
ハイバック調整の続編ブログです。フォワードリンについて書いてあります。
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