北海道ツアーに行っていたため、続編が遅くなっちゃってすみません。
ところで昨日のブログは見てくれましたか?
その中の、この画像に注目!!
どぉ~ですかこのバックサイド!!
バチッ!とボードの真上に乗っているのが分かりますよね。
特にバックサイドはボードの上からお尻が落ちてしまうので「苦手」という方も多いと思います。
なので、こんな姿に憧れている方も多いんじゃないですか?
そのためにも、まずは道具の勉強をしっかりしましょう!!
自分の道具を理解せず、ただ動きだけマネしても上手く行きませんよ。
それでは、まだ前回の記事を見ていない方はコチラから。
今回も、スノーボード講習会では毎回説明していますがブログでは初めて書く内容です。
ぜひ参考にしてください。
フレックスを知る
以前書きましたこちらの記事。
こちらの記事を元にもう少し細かく説明して乗る位置をイメージして頂きます。
まず、スノーボードのフレックスバランスには大きく3種類のパターンがあると書きました。
もちろん他にもありますが主なパターンはこちらです。
メリット・デメリットは個人的主観も入ってます。
この上に人を乗せてみるともう少しイメージしやすいと思います。
全部グーフィーになってますけどご了承ください(笑)
こうやって見るとスノーボードの上に立っている姿をイメージしただけでも、自分のボードのフレックスバランスによって意識する点が見えてきますよね。
例えば、
FOSSIL SNOWBOARD「NATURAL」
「NATURAL」は典型的なフリーライディングボードになっていますので。
ノーズとテール(前と後ろ)を柔らかくしセンター(足元)をしっかりさせる事で。
前後のエッジグリップは弱くなりますが、ボードの回転力が上がり細かい動きができるようになっています。
中心を軸にクルクル回るコマをイメージしてください。
という事は、
あまり身体を前後に移動させるとこのボードの特徴を出せなくなってしまいます。
「NATURAL」は中心をキープする事でボードの特徴を引き出す事ができます。
その他にも、
『③前が柔らかくて、後ろが硬い』
この場合は前後でフレックスの硬さが違うので。
前後に重心を移動させながらボードをコントロールしなければいけません。
なので「NATURAL」のように中心にいるだけではダメですよね。
その微妙な重心移動が必要になるので、
「初心者には扱いにくい」としています。
『②前後が硬くて、真ん中が柔らかい』の場合も同様で。
そのバランスの特徴を捉える事が大事ですね。
前後のしっかりした部分を使ってオーリーをしたり、パークでの着地の安定感を求めたり。
ただ、このタイプのボードでスピードを出そうとしたり地形でのなめらかな動きを求めても難しいので、フリーライディングや加速力を求めても無駄になります。
要するに、
フレックスバランスによっても乗り位置や乗り方が変わってくるのです。
まとめ
以上の事を踏まえ、自分のボードが本当に自分のやりたい事の目的に合っているのか見極めて滑る事が大事です。
①のタイプのボードでパークを練習しても、オーリーが上手くかからないし、前後が柔らかいため着地での安定感も無くバランスを崩しやすいです。
②のタイプのボードを使っている人が地形で遊ぼうとしてもノーズとテールが引っかかってしまい、なめらかな動きをする事が難しいです。
③のタイプのボードでフリースタイル系の練習をしようと思っても、着地やスイッチ(逆方向)で滑ろうとしたときに前後のバランスが全然違うのでとても違和感があります。
簡単に言うとそんな感じです。
目的と違うボードで一生懸命練習しても上達は難しいんです。
という事で今回は、
まず自分のボードがどのようなフレックスバランスになっているのかをチェックしてから滑りに行ってみましょう!
フレックスの確認方法はコチラの記事で紹介していますので。
ぜひチェックしてみてください!
次回はこのフレックスを理解した上での『スタンス調整』につて説明しようと思います。
それでは本日はここまで。