先日SNSでこのような投稿を見かけました。
最近は型落ちを作らないメーカーも増え、2年サイクルや完売したら次を製造するなんてところもあるので、そのようなボードだったのではないかと思います。
いまは大量生産大量消費の時代でもないですし、温暖化でシーズンも短くなるなかの対策としては正しいと思います。
私が気になったのは「ワックスもしないで1年間放置してあるのにありえない」という点については、おそらくこの方は「ソールが酸化する」と思っているのではないかと思います。
ちなみにこちらのボードはいつ作られたものだと思いますか?
こちらは「15年前」に製造した新品未使用ボードです。(オガサカ工場製)
いま店頭に並べてNEWモデルと言っても分からないほど綺麗じゃないですか?
スノーボードは保存状態さえよければそう簡単に劣化しません。
■環境にもよくない
こういうことを言うと「それはメーカーの都合でしょ」などと言われてしまうかもしれないですけど。このボードを作るためには、2年以上かけ企画開発から工場での生産を経て店頭に並びます。
しかし、季節物ということもあるのかもしれないですけど、店頭に並んでから2,3ケ月ですぐセールになりアッという間に「型落ち」と言われ価格を叩かれてしまいます。
大量生産大量消費が曲がり通っていた時代があったのでそれが当たり前になってしまっているけど、作ったものを簡単に安くして投げ売りをしていたら環境にとってもよくありません。
この辺に関してはメーカーも生産数を調整するなどの工夫が必要ですが。何でもすぐに型落ちとかセールとか言っていると、そのしわ寄せは必ず自分のところにもかえってきます。
特にアパレルなんかがよく問題視されていますけど、生産数の60%以上を廃棄しているとか。それによって環境負荷が高くなっているので、いまは環境省も乗り出して対策をしていると言います。
スノーボードに限らずモノの買い方を考えるべきときかもしれません。
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