こんにちは。
スノーボードメーカーとしてボードの企画、開発、運営をしたり。コミュニティサロンを運営したり。DOMINATOR WAXアドバイザーなんてこともしている名取です。
ブログではスノーボードに関する情報や仕事のこと日々思ったことを書いています。
目次
ユーモアは最強の武器である
最近読み始めた本がこちら
まだ、半分も読んでいないので、感想等についてはまた改めて書こうかと思っているのですが。なぜこの本が気になったのか?というのを説明すると。
このタイトルを見たときに、ずっと昔しから心がけていることと、それについて3年前に書いた記事を思いだしたんです。
なので今日はその3年前に書いた記事をアップします。
こちらは、サロン内で書いていた記事なので公には使ってないし。使いまわししてもいいよね?
ということで、多少の修正はしていますが、2020年6月25日に書いたということをふまえて読んで頂けたらと思います。
『ブランドはエンターテインメント』
今回は動画紹介シリーズです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
『バラエティ番組は生き残れるのか?』
https://newspicks.com/movie-series/10/
今日は、人に何かを伝えるには「愛と覚悟と気合が必要」というテーマでお届けします。
◆お笑いは全てに通じる
私は「お笑い」というのもがすごく好きで。チャンスがあればお笑いのライブにも行きますし。最近あまりテレビを見ることも減ってしまいましたが、好きなお笑い番組だけは録画をしてみています。
そして、こう言っては大げさかもしれないですけど、全ての事はお笑いに通じていると思っています。
例えば、政治家だろうが大企業の社長だろうが、ユーモアのセンスが無い人って上手くいかないと思う。
たまに何でこの人が?みたいな強面政治家がバラエティに出る時ありますけど。大抵みんな面白しろくて、すごくしゃべりが上手だったり、機転がきいていたり。だからこそ引きつけられるのだと思います。
それこそ、言葉が分からない国でも表情や動きでユーモアを伝えるとそれだけでうちとけたりするし。仕事だって、社内や取引先などでユーモアのある会話が出来た方が絶対に上手く行きますよね。
ようするに、人に何かを伝えたい時はバラエティ精神というのを持ち、ユーモアに伝えるからこそ響くものだと思います。
◆ ブランドはエンターテインメント
人だけでなく、「ブランド」というものも全てバラエティでありエンターテインメントだと思っていて。もちろんFOSSIL SNOWBOARDもそういう気持ちで運営をしています。
ちなみに、「エンターテインメント」の意味を調べると。「人々を楽しませる・楽しみ・気分転換・気晴らし・息抜き」と、出てきます。という事は、スノーボード自体もエンターテインメントだけど、ブランドもエンターテインメントと考えると。みんなに新しいモノ(コト)を提供し、楽しんでもらうというのが一番の目的なんです。
だから、ブランドというのはモノを売るだけでなく、「人々を楽しませる・楽しみ・気分転換・気晴らし・息抜き」といった体験を提供する事にも注力をしないといけないわけで。どんなに良いモノを必死に作っても、そこにエンターテインメント性がなければ響かない(広まらない)という事になります。
◆ エンターテインメントを伝えるには
例えば、感情の無い顔をした人の写真があって、表情では人柄が分からない。そんな時に、その人の経歴やいま何しているとか、履歴書みたいな良い事ばかりを書いているプロフィールを読むよりも。その人の生い立ちや面白い体験談などが書いてあるプロフィールを読んだ方が親近感わきますよね。
それと同じでブランドは、この商品のここが素晴らしい、こんな機能があるんです、これを使えばこんなに良い事があります。という、「うちの商品こんなに良いところ沢山ありまっせー」(なぜか関西弁)という事ばかり言っても全然響かないけど。
この商品を作るために、こんなストーリーがあって、こんな失敗もして、「この商品はこんな思いで作りました。」という方が響きますよね。
そしてさらに、ユーモアや驚きがあるとより良いのではと思います。
◆ ブランド力を高めには
ようやくここで、最初に紹介した動画の内容にふれますけど。
「全力!脱力タイムズ」の番組プロデューサーの方が出演されていまして。半年くらいまえに超話題になったのが、「アンタッチャブル10年ぶりの共演」ですよね。番組放送後にSNSやらYouTubeやら大騒ぎだったので、観た方もいるかもしれませんが。
この放送の何が凄かったかと言うと、事前に一切情報が出ていなかったのです。
番組表にもそんな事は書いていないし。いつも通り、柴田さんゲストで番組が進められているとことろにザキヤマさん登場みたいな。それでみんなが「えぇーーーー!!」となったわけですけど。
でもこれ、驚かせには成功したけど、視聴率的には普段と変わらなかったわけじゃないですか。
おそらく、「ついにアンタッチャブル共演!○月○日放送!」とか事前に宣伝してたら、下手すりゃ何倍もの視聴率になったと思うんです。
これをあえてエンターテインメントとしてやったところが凄くて。これによって「全力!脱力タイムズ」の価値は飛躍的に上がりましたよね。
ようするに、ブランド力を高めるには目先の利益に走らないという事も大切だという事です。
◆ ゼロイチでは上手くいかない
「全力!脱力タイムズ」プロデューサーさんが、新しい番組作りに重要なのは?というテーマで。
「ゼロイチを考えても上手くいかない。すでにあるものの見方を変えるとか、身近なものと身近ものの掛け算でアイデアは生まれる」と。
特に、若い子ほど「新しい事で革命起こしてやる!」みたいにかかげる子が多いけど。一歩引いて上手く掛け合わせることができるかなんです。
つい数日前にFacebook創設者マークザッカーバーグの映画を観ましたけど、あれもまさに掛け合わせですからね。
元々あるプラットフォームに色々な仕組みを掛け合わせ、皆が求めるものを作り上げたんですから。だから、元々のプラットフォームを作った人にアイディアを盗用された」と訴えられたりしてましたけど。今では時代の寵児ですからね。
とにかくゼロイチばかり考えても上手くいかないという事です。
◆ 愛と覚悟と気合
それともうひとつ、他のゲストの言葉でグッと共感したのが。
「不安にかられて色々なものに手を出すから同じになってしまう」と言っていて。ようするに、流行らせようと思って人気のあるコンテンツを詰め込んでしまうから、他と変わらないものしかできない。
じゃあ、モノ作りは何が必要なのか?
「愛と覚悟と気合を注げば、いらない物はおのずと無くなって行き、そこで初めて強度が増す」という事だそうです。
本当これも納得ですよね、流行っているからって手を出しても、全然面白くないし。そこには作り手の感情が無いのでまったく響かない。
これはスノーボードもそうだなー、って。みんな同じ事しか言わないので全然面白くない。だから私は基本的にスノーボード関連のブログやYouTubeはほとんど観ないんですけど。なんか同じような事しか言ってないじゃないですか。
それって、ただ他の人が言ってる事を横流ししているだけで。おそらく「いまこの話題が流行っているから」という感じでアップしているだけですよね。
しかも「無難に言っておけば叩かれる事も無いし」みたいな。
「そこに愛はあるのかい?」(ひとつ屋根の下より)
という事で、お客さん達にエンターテインメントを届けるという覚悟と気合が足りないんじゃないかと。
◆ まとめ
という事で、バラエティに限らず人に何かを伝えるというのは、何でも一緒なんだなと思ったという事です。
最後にまとめると、「既存のものを掛け算し、新しいコンテンツとして愛と覚悟と気合を持って届ける。」
これですね。
だからやっぱり、ブランドもただモノを作るのではなく、新しい見せ方とか、驚きがあってこそ、楽しんでもらえるというわけで。
FOSSIL SNOWBOARDは間違っていないという事です。
※2020年6月25日の記事
はい、いかがだったでしょうか。
「ユーモア」については最初のうちだけで、だいぶ違う方向に話がいってますけど。過去に書いた記事のなかでも印象にのこっているくらい、私の中では昔もいまも、心がけていることです。
とにかく、
自分の想いや新しいものを届けるには「ユーモア」、日本で言うところのお笑いの精神と、「愛と覚悟と気合」が必要ってことです。
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