上を目指すなら「応援文化」に触れた方がいい

この記事は音声メディアVoicyを元にしています。
#1017 上を目指すなら「応援文化」に触れた方がいい

 

今日は、何においても「上を目指すなら応援文化のあるところにいた方がいいよ」というか、そういうのに触れた方がいいよというお話しです。

 

■ コミュニティ

最近、コミュニティだったり「応援文化」なんてことをVoicyなんかでもよく話ているんですけど。これは僕がオンラインサロンを立ち上げてから3年が経ち。そして自分も他のオンラインサロンに入っていて、やっぱり何か目標があるとか上を目指すならコミュニティって大切だなとつくづく思うから。

それこそ、最近発売されたキングコング西野さんの書籍『夢と金』
内容は三部構成になっているのですが、第二章のタイトルが「コミュニティ」になっていて。ようするに、夢を叶えるためにはコミュニティに所属して、コミュニティを上手く使うことが大切だということが書かれています。
だからこれを読んで共感したし、僕もこれまでオンラインサロンを立ち上げてからずっと「コミュニティ大切だから」と言い続けてきたことが間違っていなかったと改めて確信しました。

今日のブログを読む前に、まだ見ていない方はこちらのブログも見て頂きたいんですけど。

人のことを応援できない人は、応援してもらえない/コミュニティに所属する意味

 

スノーボードに限らずですけど、やっぱりスポーツ選手は応援してくれる人がいなければ成り立たないわけで。特にスノーボードっていうのは個人競技だし、今はインターネットを見ればいろんな情報出てるから、ネット見ながら一生懸命練習して。スマホで簡単に動画も撮れるから自分の動画撮って練習することが1人でできる。それでもある程度は大会で勝つこともできるだろうし、プロ資格を取得することもできるかもしれないけど。そこからさらに上に行こうと思ったら応援してくれる人が絶対に必要になる。
これが団体競技とかだと、チームに所属した時点で他にもメンバーがいるから応援文化に触れることができるんだけど。個人競技のスノーボードはそういうのに触れにくい。

とにかく、実力さえあれば上に行けると思っている人が多いけど、「それだけじゃ無理だよ」というのは強く言いたい。

 

■ スノーボードの応援文化は?

スノーボードで応援文化があるところと言えば。スノーボードチームみたいのもあると思うし。スノーボードショップなんかでもチーム員みたいな感じでやっているところもある。
ただ、自分で言うのもなんですけど。やっぱりオンラインサロンの仕組みが応援文化にとても合っているとつくづく思う。

というのも、僕のサロンで言えば。興味本位で入ってくれている方もいると思いますが。名取がやっていることを面白がってくれて、「応援しよう」と思って入ってくれている方がほとんどだと思います。
だからさきほど紹介したブログにも書いたように、「人のことを応援できる人」が集まっているわけで。特定の人に限らず誰に対しても応援する気持ちを持っています。だからそういう人がいるとすでに分かっているので、こんなに良い場所はないと思っています。

ちょっと言い方悪いかもしれませんけど、最近僕が言っている「無料村」(無料のコミュニティ)で応援文化は生まれにくい。
① 情報は無料で手に入れられて当然とか、人に対してお金を使うことに抵抗がある人の集まり。
② 名取を応援しよう、情報にはちゃんとお金を払おうと思ってくれる人の集まり。
何かあったときにお互い助け合うのは、確実に僕のサロンの方です。
やっぱり人のことを応援できない人というのは、自分も応援してもらえないし。誰かが困っているときに助ける気持ちがない人は、自分が困ったときに助けてもらうことができません。

それに、僕も堀江さんのサロンやキングコング西野さんのサロンに入っていますけど。そこには、堀江さんのやっていることを面白がっている人、西野さんのやっていることや発信に共感している人がいて。そうすると、趣味嗜好が一緒の人がいるわけです。
これって例えば、同じサッカーチームが好きとか、同じ野球チームが好きみたいな感じで。巨人ファン同士だとすぐに仲良くなったり、共感しあったりするのと同じ感覚です。

 

■ クラウドファンディング

助け合うの一例で言うと。去年うちのサロンメンバーさん主導の企画で「NATURAL完コピプロジェクト」というのがあり。
これは、一昨年メンバーさんが個人的に20万円位払ってHT-CRAFTさんでボード作りをしたんですけど。去年はクラウドファンディングみたいな感じで、「みんなでお金出しあってボード作りしませんか?」と企画して20万円を集めたわけです。
ようするに、前の年は20万円払ってやったけど、去年はある意味ほとんどお金をかけずにボード作りをすることができたわけで。
そのために情報発信などもしていたので、頑張ってるから応援しよう、面白そうだから参加しようとのってきてくれた人がすぐに集まったというわけです。
改めてオンラインサロンにはこういう文化があるっていうのがよくわかったし、すごくいいなと思いました。おそらくこれを「無料村」でやったら無理だったと思います。

こういうことは他のサロンでもよくあって。例えば、堀江さんのサロンでよくあることをお話しすると。
堀江さんのサロンでは春夏秋冬の年に4回、2泊3日の合宿というのがあるんです。毎回全国各地の場所を決めて、企画運営も全てサロンメンバーさんが主導して開催するイベントなんですけど。
だいたいいつも、宿泊費から3日間のアクティビティ参加費なども含めて10万円くらいかかるわけです。そうすると、堀江さんのサロンには高校生とかもいたりするんですけど。高校生にとっては10万円を用意するのは難しいじゃないですか。
そんな時に、どうしても合宿に参加したい高校生が。「自分はこんな思いでこのサロンに入って」「将来はこんなことをしたい」という熱い思いを発信して、「合宿費を支援して頂けませんか」という感じでクラウドファンディングを立ち上げるんですけど。だいたい一瞬で集まるんですよね。
僕も他のイベントで絡んだことのある子だと、いつも支援してあげるようにしているんですけど。なんか気持ちいいじゃないですか。じゃあこれで楽しんできてね、これで新しい経験してきてね、という感じで。それをきっかけに成長してくれたら嬉しいし。
おそらくみんなそんな気持ちで支援してると思うし、やっぱりそういう文化が出来上がっているから、お金の無い高校生でも新しいチャレンジができるわけです。
だからこういう場所に身を置くというのはとても大切なんです。

こういう話しをすると「無料村」では、「人からお金もらって行くなんてどうなの?」みたいな、「そんなのは邪道だ」みたいな感じで否定的なことを言う人がいます。
でも、僕たちはその子にお金を払って、その子を助けることができて満足しているわけだから誰に文句を言われる筋合いはないわけで。たぶん無料村にはその文化がなくて、自分がそういうことができないから。助けてもらっている人のことを見ると「なんであいつだけ!」みたいな感じで不満に思うんだと思います。

 

■ スノーボードサロンで出来ること

これを僕のサロンに置き換えると。スノーボードでプロになりたいとか、上を目指して頑張っているとか。そういう人はうちのサロンに入って、「こういう夢がある」「いまこれを頑張っている」なんてことを発信して見せて行けば、それを応援しようと思う人が必ず現れます。もちろんそのためには信用を積み重ねていかないといけませんけど。
それができれば、それこそ何か大きなチャレンジしたいとか、海外に遠征するのにお金が必要になったとか。そんな時にクラウドファンディングを立ち上げて情熱を伝えれば支援してもらえると思います。僕だってそういう子がいれば出してあげたいと思うし。
それで、その子がチャレンジしている姿を見れるのが「応援村」の人たちにとっては嬉しいんですから。

特にスポーツ選手の場合は昨日のブログでも書いたように。

金銭的援助より応援してくれる人がいる方が大切ってことをよく考えて

 

技術を磨くことも大切だけど、自分のことを応援してくれる人をどれだけ増やせるかというのも大切です。
だからそういう人がいる場所、そういう文化がある場所に身を置くというのが必要なんです。

ただ、ひとつ注意してもらいたいのが。あっちもこっちもはよくないです。
あっちのコミュニティの方が良さそうだ、やっぱりあっちのショップの方が、こっちのメーカーの方が、みたいな感じでコロコロ居場所を変える人がいますけど、それは一番やっちゃいけない。
本人の意思でない場合もありますけど。サッカーや野球でも、コロコロチームを変える選手だったら応援しにくいですよね。
だったら自分の居場所をしっかりと決めて、そこにいる人たちにしっかりと自分の思いを伝えて、応援してもらえる環境を作った上で練習した方が絶対にいい。というか、じゃないと絶対に上にはいけないと思う。

これはスノーボードに限らず他のスポーツでもそうだし、それこそ仕事でも同じ。
目標があるなら「応援村」を見つけて、「自分にはこういう目標がある」ということをしっかりと伝えて努力すれば、応援しよう助けてあげようと思う人が集まるし、そういう人が集まりやすい場所にいた方がいいです。

 

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