2020年3月にスタートした「スノーボードサロンFORWARD」も立ち上げからもうすぐ2年半になります。
最初は何がしたいのかなかなか理解してもらえず、そもそも「オンラインサロンって何?」というところからはじまり。
スノーボードがオンラインで何をするのか?オフシーズンはどうするの?などの意見もありました。
正直言って私もはじめてやることなので、最初から鮮明にイメージできていたかと言われれば疑問がありますが。それでも「オンラインを使ってこういうことがやりたい」という理想は持っていました。
そして、このオンラインサロンを立ち上げた最大目的は、
「新しいことに挑戦できる仲間を集める」
私はどちらかというと新しいことに挑戦するのが好きで、これまでにも沢山のことに挑戦しては、上手くいくこともあれば失敗したことも多い。
でもその失敗は全て自分の経験となり、また新しい発想が生まれる。
しかし、多くの人は新しいものに対して否定から入り、なかなか受け入れない。それにできれば失敗したくない。年齢を重ねるごとにその傾向が強くなると言われています。
何かと否定をして受け入れない人が近くにいるとやりにくいし、いちいち説得する時間がもったいない。だから前向きで積極的に挑戦する仲間がまわりにいた方がいい。
HT-Craft
いまサロン内ではメンバーさん主導の様々な企画が立ち上がっていて、そのひとつが『ボード作り』
HT-Craftさん、本業は家具屋さんなのですが。オーナーさんの趣味がエスカレートして自作のスノーボードが作れる工場にもなっている。
ここで数年前からワークショップの募集を年に数人だけしていて。設計から製造まで自分でやることができて、オリジナルのボードを作ることができる。
今回のサロン内プロジェクトは、ただただ自分たちで好きなボードを作るのではなく。FOSSIL SNOWBOARDの「NATURAL157を完コピ」しようという企画。
単純に新しいボードを造るのはある意味簡単だし、出来上がった後の答え合わせができない。
でもこの「NATURAL157にどれだけ近いものを作れるか」というのは、完成したあとの答え合わせまで楽しめる。
もちろん使っている素材や製造方法が違うので、正直言って完コピするのは無理だけど。みんなで知恵を出し合いながら「どれだけ近づけるのか」というのに挑戦することがとても面白い。
そして今回のプロジェクトはボード作りに関しては素人でもあるメンバーさんたちが挑戦することに意味があるので。「名取は一切口出ししない」という約束事がある。
直接作業に加われなくても、その様子はサロン内のライブ配信などを使って情報を共有しているので、私も視聴者としてその様子を見るのをとても楽しみにしている。
工場見学
先日、私も直接工場へ行って作業を見せてもらいました。
オーナーさんとも色々とお話しさせてもらいとても楽しかった。
これだけしっかりとしてスノーボードを作れるようになるまで10年くらい試行錯誤したこと。しかも他の工場を見学させてもらうこともなく、すべて聞いた話などをもとにして再現したというのが驚き。
そしていまでは、名の知れたスノーボードブランドも「試作品を作りたい」とオファーくるようです。確かに普段使っている工場のラインにのせる前に、試作を作ることができれば安心。これから益々需要が増えそうですね。
この日は、ソールの切り出しとエッジを曲げる作業。
もちろんこの時もライブ配信を行い情報を共有。
いやー、本当にどんなボードができあがるのかとても楽しみ!
NATURALに限りなく近い動きをするボードができるのか?
まったく違うボードができてしまうのか?笑
上手くいけばそれはそれでいいし、失敗してもそれはそれでいい経験になり、次につながる。
この挑戦が大切。
挑戦する人を応援する
スノーボードサロンFORWARDでは他にも沢山の企画が生まれています。
まだ外に出していませんが「サロン発のキャラクター」が生まれ。これもメンバーさんが自分の得意を生かして誕生したものです。
いまそのキャラクターをどう広めるか、どうプロモーションしていくか。
そのための電子書籍、グッヅ、個展などの展開もみんなで考えています。
こうしてみんなの挑戦を後押しできる、そんな場所を作ることも理想だった。そして、ありがたいことに「FORWARDに入ってから人生が変わった」と言ってくれる人もいます。
スノーボードだけでなく、趣味や好きなことを生かして、自分を変えたい、新しいことに挑戦したいと思っている人は、一歩踏み出してみてください。
お待ちしています。
スノーボードサロンFORWARD詳細ページ
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