それでは昨日のブログの続きです。
まだ読んでないかたはこちらを先にどうぞ。
【クリーニングワックス②】
滑走面が温かいうちに、むら無くスクレープする。
スクレーパー&ブラシでは取り切れない細かい汚れを取るためのクリーニングワックスは。
ワックスをドロドロに溶かして、液体のような状態にする事で「汚れを浮かせる」
そして、滑走面が温かいうち(ワックスがまだ液体状になっているうち)に、スクレープしてワックスと一緒に汚れを取る。
こんなイメージでしょうか。
【クリーニングワックス③】
ストラクチャー内のワックスをブラシがけで取り除く。
スクレープしたら、ブラッシング。
これはもう1セットだと思ってください。
以上で、クリーニングは。
①スクレープ&ブラッシングで表面的な汚れを取る。
②クリーニングワックスでさらに細かい汚れを取る。
とにかく、
ワクシングで重要なのは「汚れを取る事」
表面に汚れが残っていたまま、滑走ワックスを塗っても効果が悪いです。
カーワックスや、ペンキ塗り。
お化粧をする時なんかも、まずは表面を綺麗にしてからやるじゃないですか。
それと同じ事です。
【滑走用】
ZOOMシリーズ・BOOSTERシリーズを使用。
しっかりと滑走面を綺麗にしたら、滑走のワックスを塗ります。
DOMINATOR WAXは、ベース用のワックスと滑走用のワックスを分けていますので。
よく「ベースワックスだけで滑ってる」
なんて方もいますけど。
ベースワックスにはほとんど滑走性が無いので、注意してください。
この後、
アイロンをゆっくり動かしながら、温めるというのは。
クリーニングの時と同じなので説明を飛ばします。
そして、
滑走ワックスはしっかり温めた後に注意点があります。
さきほどの、クリーニングワックスとは違い。
滑走ワックスを定着させるには、「常温で」2~3時間かけてゆっくりと冷ます。
これがよくあるダメなパターンで、
早く冷ましたいからと言って、寒い外に出しちゃうとか。
そうすると、ワックスが定着する前に固まってしまうので、ワックスの効果が低くなってしまいます。
なので、そもそもがワクシングは暖かい部屋の中で作業をし。
冷ます時もゆっくりと時間をかける事で、しっかと定着して行きます。
ここ、結構重要なのでしっかりとやってください。
この後の、
スクレープ&ブラッシングもクリーニングの時と変わりませんので飛ばしまして。
最後の仕上は、細かいワックスのカスを取りながら静電気を抑える「フィニッシュクロス」で拭き上げて。
完成です。
さて、
いかがだったでしょう?
ワクシングを難しく考えている方も、多いみたいですが。
こうやってみると結構シンプルじゃないですか?
あまり難しく考えずに。
昨日と今日のブログを参考にしてもらい。
動画を見たまんまで作業して頂ければ、良い状態で快適に滑れると思います。
それでは、改めて動画を貼っておきますのでおさらいしてください。
もっと細かく気になる事があれば、試乗会などで会ったときにでも直接聞いてくださいね。
あと、最後に。
「あのアイロンどこの使ってるんですか?」
という質問が結構沢山あります。
こんなにスムーズにワックスを溶かしているのを見れば気になりますよね?
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それでは本日はここまで。