30年前と明らかに違うのが。今は周りのみんなが「楽しみですね」って言ってくれる事。

1日1日と時間が過ぎ。

センター南という場所でお店をオープンしてから12年以上が経ち。

私がこのお店を引き継いでからも10年以上。

そこまでやってきた場所があと、1週間で無くなるというのは。

なんがかんだ言っても灌漑深いものがあります。

ただ、

これはもう昔しからの性格なんでしょうが。

寂しい気持ちより、新しい事をする楽しみの方が勝ってしまい。

全然思い入れが無くなってしまうんですよ。

これが良いのか悪いのかわかりませんが。

性格なので仕方ないとしか言いようが無いです。

 

というのも、

私は、神奈川県の逗子市で生まれ育ち。

中学卒業までは逗子で過ごしていましたけど。

なんやかんや色々あり。

実家を離れ、高校は単身新潟県の学校に進みまして。

この辺の経緯を細かく説明すると長くなるので割愛しますが。

今でこそ中学校を卒業して県外行くとかなんか、たいした話しでもないだろうし。

それこそ海外に行くなんていっても、さほど距離を感じる時代ではないと思いますが。

30年前の神奈川から新潟って。

新幹線だって開通してからさほど時間がたっていない頃ですから。

もしかしたら、今でいう海外に行く以上の感覚じゃないかと。

ちょっと大げさですけど、

実際に自分でも、もう友達とは永遠のお別れ位の感覚だったと思います。

だから、私の進路が新潟に決まってからは。

友達や周りにいる人達がだんだんソワソワしはじめ。

それこそ、いざ新潟に出発する時には沢山の友達が駅まで見送りに来てくれ。

最後の最後まで別れを惜しんでくれたうえに。

いま思い出しても人生で初めてですよ。

電車に乗る前にみんなから花束を頂きまして。

花束もらうって、それまでテレビとかでは見た事あるけど。

実際にもらったらもらったで大変だなー、なんて思いつつ。

新幹線は網棚の上に置いておけばいいけど、新潟に着いてからバスの中で1人花束持ってるって。

まぁまぁ、それはそれで、すごく嬉しかったです。

 

でもね、

さっきも言ったように、性格なんでしょうね。

めちゃくちゃ冷めてる自分もいまして。

いまこのブログを当時の友達見てたらだいぶ気まずいですけど(笑)

そもそも新潟行きは自分で決めた事だし。

そして新潟とう新天地での新しい生活が楽しみで楽しみで仕方がなかったわけですよ。

だって自分のやりたい事に向かって進んでいるわけじゃないですか。

だからウキウキしながら出発の日を待ち望んでいたんですけど。

別れを惜しんでくれたり。

寂しい感じになっている友達がいる。

もちろん凄く嬉しいし。

本当に申し訳ないんですけど。

ここで、どうゆう顔すればいいんだろう。

なんかやりにくな、、、

なんて事を思ってました(笑)

 

という、

当時の事をすごく鮮明に思い出すほどに。

今の自分はその時の感覚にすごく似ているなと感じています。

12年もやってきたお店がなくなる=寂しいという気持ちが一切ないんです。

それよりもこれから自分が、やる事、やれる事、を想像すると楽しみで仕方がないんです。

だから皆さんも、

お店が無くなる=寂しい、残念だ、という気持ちは一切出さないでください。

それよりも、楽しみだ、ワクワクする、という感覚でいて頂けると。

ひじょーーーに、やりやすいです(笑)

 

なぜそんな事を思い出したというと。

30年前と明らかに違うのが。

今は周りのみんなが、

「楽しみですね」

って言ってくれる事。

自分のやりたい事に対して周りの人が「楽しみ」と言ってくれるって素晴らしい事じゃないですか。

だから、

人にとっては寂しいとか、残念という気持ちがあるかもしません。

でも、

その人のためを思うなら応援してあげるべきだし。

本人が決めた事に対して応援してあげれる人の方が大切だなと。

そんな事を感じているここ数日です。

なんだか良い話しになりましたね(笑)

という事で、本日はここまで。

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