滑っていて「自分はこれが苦手だな」と、思ったらそこには何か原因があるはずです。

以前ブログでも書いた事がありますが。

私は「滑りの技術を教えるのはあまり得意でない」と。

その理由として、そもそも人に滑りを教わった事が無いので、人に教えるのも苦手というのもあるんですが。

ほとんどの人が、私と逆だからというのもあります。

 

まず、

私は手も足も右利き。

利き目は左目。

そして、グーフィー。

という事は、

進行方向に利き手と利き足があって、進行方向と反対に利目があるわけです。

ちょっと懐かしい画像ですが、こんな感じです。

同じタイプの人いますか?

 

ちなみに、

こちらのサイトを参考にさせて頂くとこのような統計になっているようです。

セレンディピティ

目にも『右利き、左利き』があるのをご存知ですか?人は物を見るとき、つい利き目を酷使してしまうそうです。利き目の……

利き手が右、利き目が右(割合74%)

利き手が左、利き目が左(割合16%)

利き手が右、利き目が左(割合8%)

利き手が左、利き目が右(割合2%)

 

私のパターンは全体の8%

そこに、スノーボード的には少数ないグーフィーという要素が加わると、どうなるでしょう??

 

まず、進行方向に対して利き足が前にある人と、利き足が後ろにある人では滑り方が全然違うというのは想像がつくと思います。

当然、私は右足(前足)に自然と乗ってしまうので、俗に言う「前乗り」になりますし。

利き足が後ろの人は無意識に「後ろ乗り」になります。

だから、私の感覚で「もう少し前足を使った方がいい」と言っても、利き足が後ろにある人が前足を上手く使うのは難しいですよね。

 

さらに、私は利目が左なので、バックサイド方向の視野が狭くなります。

これに関しては、2017年5月にもブログを書いています。

 

利き目によって見え方が変わるわけですから。

グーフィーで利き目が左と右の違い。

 

 

滑っている時ももちろんですが、特にスピンなどのトリックをする時なんかは大きな差がでます。

私はバックサイドスピンの方が得意です。

 

ちなみに、さきほどリンクを貼った記事『セレンディピティ』から抜粋させて頂きます。

1.野球の場合

バッターは、実は利き目と利き手が同じ側の場合、『不利』だといわれています。

右バッターで利き目も右だと、ピッチャーが投げるボールを利き目ではない左目で捉えることになります。

右目で見えやすい視野が極端に狭くなってしまい、ボールを見逃してしまうことがあるのです。

野球界で偉業を残しているイチロー選手は、左バッターであり、利き目が右であるために、的確にボールを捉えることができるのだそうです。

2.アーチェリーの場合

アーチェリーやダーツの場合は、野球とは逆に、利き目と利き手が同じ方が有利になります。

アーチェリーやダーツは、標的を捉える目線は利き目です。

「利き目と利き手が違うと軌道がズレやすくなってしまう」と言います。

そのため、競技によって利き目と利き手の理想的な組み合わせが異なるのです。

3.フィギュアスケートの場合

滑らかな回転や美しいフォームを見せるフィギュアスケートは、空間を捉えながら次の着地点を見ながら演技をしていきます。

そのため、回転をするときは、「利き目側に回ると失敗しにくい」と言われています。

 

 

これまでの事をふまえると、

私のタイプは、

利き手/右

利き足/右

利き目/左

スタンス/グーフィー

という事は、

バックサイド方向の視界が悪い。

利き足じゃない後ろ足をしっかり使わないといけないバックサイドターンは苦手。

という事になり。

自分でもバックサイド方向のターンは苦手だと思っています。

 

だからと言って今から自分の利き手利き足、利目を変えるというのは不可能に近い事なので。

自分のウィークポイントも理解した上で練習した方がいい。

という事です。

例えば先ほどの記事で言うと。

野球の場合は利目で、バッティングの構えを変えたり。

フィギュアスケートでは回転方向を決めたりなんかもするらしいです。

 

滑っていて「自分はこれが苦手だな」と、思ったらそこには何か原因があるはずです。

得意な事を伸ばすのもいいですが、自分のウィークポイントも理解すると解決できる事があるかもしれませんよ。

それでは本日はここまで。

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