FOSSIL SNOWBOARDの試乗会も全て終了しまして。
これでしばらくボードを使う事が無くなったので保管する作業に入ります。
それで、最近よく質問を受けるのが。
「ボードってどうやって保管しとくのがいいんですか?」
という事で、今日はボードの保管方法について書こうと思います。
では、こちらが今回の試乗会で使い終わった状態のボード。
作業①
シーズン中でも同じですが、使った後はまずは綺麗にしてあげる事。
そのための最初の作業はスクレーパーです。
作業②
スクレーパーをかけたら必ずブラッシング。
スクレーパーとブラシ作業はふたつで1セットだと思ってください。
ブラッシングでさらに細かい汚れを取ります。
作業③
スクレーパーとブラッシングでおおよその汚れを取り除いたら、今度は「クリーニングワックス」
「ホットスクレーパー」と言ったりもします。
クリーニングワックスはこちらのクリーニング用ワックスRenewを使います。
本当はグラファイト入りの方がいいんですが、試乗ボードは見た目の観点からグラファイト無しを使用しています。
アイロンがけをする時、アイロンに直接ワックスを当ててボタボタと垂らす方法でもいいんですが。
それだと量の目安が分からずワックスを使い過ぎてしまいもったいないので。
これだけでは足りないので、後はアイロンに少しワックスを当てて溶かしながら擦り付ける。
こうやって擦り付けながら伸ばして行けば、目安がわかるので無駄にワックスを消費する事無く経済的です。
この方が直接ソール面にアイロンが当たる事も防止できますし。
ムラなく綺麗にアイロンがけができます。
そして、クリーニングワックスのポイントは。
ボードの反対側(デッキ側)を手で触って少し温かくなるまでやる事。
クリーニングに限らず、滑走ワックスを入れる時も同じ。
よく「塗り広げたらお終い」って感じの方がいますが。
それは表面上に塗り広げただけで、ワクシングの効果はほとんどありません。
そして、クリーニングワックスはこのホカホカの状態ですぐにスクレーパーをかけてワックスを取り除く。
そうすると、ワックスに絡まってさらに細かい汚れが取れます。
これでまた同じく、スクレーパーとブラシは1セットなので。
スクレーパーをした後はしっかりとブラッシングをしてクリーニング完了。
作業④
後は何でも構いませんので何かしらワックスをアイロンがけして、冷ましたら終わりです。
ワックスを塗りっぱなしで保管しなくてもいいという意見もありますが。
ワックスしておいた方がエッジのサビ止めにもなりますし、一応塗っておいて悪い事はないのでやっておいた方がいいと思います。
とにかく汚れをしっかり取り除いて保管しておく事。
これで来シーズンも気持ちよく使う事ができます。
保管の注意点
・バインディングは外す
これはワクシングの基本でもありますが、そもそも作業する時点でバインディングは外した方がいいです。
長期使わない時にバインディングを付けっぱなしにしておくとボードの歪みの原因にもなります。
・圧力をかけない
これはバインディングと似た感じなんですけど。
バインディングを外したはいいけど、ボードを何枚か重ねて立てかけておいたり。
ボードの上に何か別の物を重ねたり立てかけておくと、圧力がかかりボードが歪んでしまいます。
・高温多湿はNG
何でもそうだと思いますが、高温多湿はよくないですよね。
なるべく涼しい日陰で保管してください。
ザザッとですけど、こんな感じでしょうか。
意外と保管方法が悪くてボードをダメにしてしまう方もいますので注意してください。
という事で、
ワクシングに関して詳しく知りたい方は『ホットワックス体験教室』ご利用ください。
ちなみに、
『ホットワックス体験教室』の時に、自分のボードを持って来て保管用に綺麗にする、なんて事もOKです。
使い終わった今だからこそ綺麗にして大切に保管してあげましょう!!
自宅でできない方はnewestのホットワックスサービスをご利用ください。
保管用にワックスを塗りっぱなしの状態でお渡しする場合は500円引きになります。
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