ちょっと昨日のブログの続きみたいになっちゃうんですけど。
まだ見ていない方はコチラで。
それで、
今回の新潟遠征はMOSSスタッフの方と一緒に行きまして。
道中は物作りについて色々と話しをしていたんですけど。
まず、FOSSIL SNOWBOARDはMOSS協力の元で作られている事は身近な人からしてみれば旧知の事実ですよね?
個人的に工場とやりとりしてスノーボードを作るというのはかなり難しく。
対応してくれるところもあるかもしれませんが、私としては日本最高峰のウチヤマ工場、オガサカ工場を使ってボードを作れるといのはMOSSの協力無くしてできませんので、そこはもう完全におんぶにだっこでやらせてもらっています。
別にその事を隠すつもりもないし、身近な人には何でも話しています。
でもね、
それってこっちは当たり前だと思っていても、なんとなくの情報でFOSSIL SNOWBOARDを知ってくれた方はそうじゃないんですよ。
「FOSSILってどこで作ってるの?」ってね。
最近はどの世界でもそうですけど、
この「どこで作ってるの?」
という事を気にされる方も多いですよね。
食料品を中心に今は生産地表示の義務があったりしますし。
スーパーなんかに行くと安心安全を持ってもらうために「私達が作っています」みたいな感じで生産者の顔写真が載ってたり。
例えば私もホームセンターなんか行って工具を買う時は裏面をちゃんと確認して「Made in 〇〇」というのをすごく気にします。
ただ、スノーボードってどこで作ってるか表記しているところ少ないですよね??
あれって何でですかね??
まぁ私が皆さんに聞いても仕方ないとは思うなんですけど(笑)
隠しているのか?
知られちゃまずいのか?
なんとなくですが、私の知る限りでは海外でボードを作っている場合が多いですね。
日本で作っているところはむしろそれを売りにしたりしてますから。
確かに「Made in Japan」のブランド力というのはなんだかんだ言ってもまだまだ強いと思います。
とは言っても日本だから全て良いとは限りませんし、中国だからと言って悪いとも限りません。
それはどうやって作っているかと、管理の問題だと思うので。
だからこそ隠す事は逆効果になるんじゃないかと私は思っています。
どこで作っていようが「どんな考えで」「どんな思いで」作っているか伝えればいいじゃないですか。
何でもそうですけど、変に隠すので憶測から間違った情報が広まってしまうんですよ。
例えばちょっと前に私も聞いた話しなんですけど、
「MOSSは今ほとんど中国製になっている」って。
これ他でも聞く話しみたいです。
まぁ確かにラインナップの中で特殊なモデルや低価格帯の物は中国で作り始めた物もあります。
もう10年以上前からですけど。
でもそうやって「中国工場を使ってる」部分だけ切り取って広まる事はよくある話しで、それは仕方が無い事だと思います。
ちなみにFOSSIL SNOWBOARDも「日本で作ってるんですか?」と言われる事が多々あります。
あれだけカタログやホームページに「Made in Japan」と書いても見てくれる人なんか一部ですから仕方が無いです。
だからこそちらサイドからしっかりと情報を流す事も大事じゃないかと。
そう思って、
前置きが長くあんりましたが。
今日は各ボードの原産国を皆さんにお知らせしようと思いまして。
これを見て頂いた方はもう堂々と周りの人に言って大丈夫ですから参考にしてください。
それではまずは私のFOSSIL SNOWBOARDから。
それで、
この中でもモデルによって作っている工場が違います。
■ALLMOUNTAINⅡ=日本・ウチヤマ工場
■THE PIPE=日本・ウチヤマ工場
■NATURAL=日本・オガサカ工場
■BIG MODEL==日本・オガサカ工場
■PARK=日本・オガサカ工場
■STYLE==日本・オガサカ工場
それで勝手にMOSSの方も書いておきます。
■KING=日本・ウチヤマ工場
■CABALLERO=日本・ウチヤマ工場
■CABALLERO FX=日本・ウチヤマ工場
■TOTOシリーズ全て=日本・ウチヤマ工場
■ROCK=日本・ウチヤマ工場
■X5=日本・オガサカ
■JULLIAN=日本・オガサカ
■CIRCUS=中国
■FIFTY-FIFTY=中国
■SEC King effect=日本・ウチヤマ工場
■EBIS=中国
■JENIUS=中国
■MAJEST=日本・ウチヤマ工場
■TWISTER=日本・ウチヤマ工場
■TWFD=日本・ウチヤマ工場
■MSK=日本・ウチヤマ工場
■REVOLVER=日本・オガサカ
■RR=中国
■RR TI=中国
ちょっとMOSSは多いのでラウンド系のこの辺だけにしておきます。
さて、どうでしょうか?
皆さんが使っているボードがどこで作られているかわかりましたか?
「え?そうだったの!?」
なんて方もいるかもしれませんね。
後は何でモデルによって工場を使い分けているのかなどはまた話しが長くなってしまうので、またの機会か直接聞いてください。
それでは本日はここまで。