皆さんもfacebookやtwitterなどで散々目にしていると思います。
「JAPAN SNOW EXPO」という、要はメーカー合同展示会ですね。
今年はFOSSILの出展はしなかったので。
一応、私達も見に行って来てるんですが。
もうみんな散々目にしているだろうから今更なので省略します。
前にも書きましたけど。
どうせ今の時代SNSですぐに全部見れちゃうんだから一般入場禁止じゃなくて見たい人は入れてあげればいいのにって、、、
思っているのはココだけの話しにしといてくださいね(笑)
なので私は皆と一緒に新しい商品が見れる場を作ろうと、2年前から「NEWモデルリリースパーティー」という名でやっているんです。
2年前
去年
今年
作り手やメーカーの人から直接説明が聞けた方が絶対良いですよね。
だって使うのは皆さんなんだから、ちゃんと説明聞きたいと思いますし。
私達もちゃんと説明したいですし。
合同展示会とか言ってお金かけて展示スペース作って。
それでバイヤーと呼ばれる人達に一生懸命説明してもしょうがない、、、
おーーーっと、っと!!
この話しはここまで(笑)
さて、前置きはこの辺にしておいて。
とにかく各メーカーから新作発表が終わりましたので、この週末から本格的に各地で試乗会が開催されます。
という事で、
今回はこれから試乗会に参加される時のコツというか、こうゆう事気にして試乗会楽しんだらどうですかってお話しです。
まず根本的な事から言いますと。
私が今まで書いた「スノーボードの知識」の記事を読んで頂きボードの事を少しでも理解してもらえると話しが早いです。
まだ読んでいない方はコチラ。
ただ読むのも面倒な方もいらっしゃると思いますので。
その内容も考慮して、
「もし私が試乗会に行くなら」
という視点でいくつかお伝えしようと思います。
超上級編
もし本当にスノーボードの事を勉強してスペシャリストになりたい方は。
「前情報を何も入れずに試乗する」
要するにスタッフからの説明やスペックなどの情報を前もって何も入れずに試乗をします。
そして乗った感触で、このボードのフレックスバランスは、ボトム形状は、接雪長は、サイドカーブは、セットバックは、サイドウォールスラントの角度は、などなど、、、
スペック表などを見ずに乗っただけでそのボードの数値が答えられたら「超上級者」です!
私の書いた記事を参考に試乗会に通いつめれば不可能ではないでしょう!
というのは一般的ではないと思いますので(笑)
ここからが実践編です。
1,スペック表を確認する
1日に試乗できる本数、そして試乗会に行く機会もそれほど多くないでしょうから。
ある程度前もってどれを試乗するか決めて行った方がいいですね。
そして試乗してみたいモデルが決まっている場合、どのサイズを乗るのかは今まで沢山ブログで書いてきました。
「全長ではなく接雪長」で選んでください。
自分の持っているボードの接雪長が分かればそれを基準に選ぶのもいいですね。
この点についてはこちらをご覧ください。
それと、もう1点私が気にするのが「セットバック」です。
「セットバック」がいくつなのかによってそのボードの乗り位置が変わってきますので、ここを抑えておくのは重要ですね。
この点についてはこちらを。
という事で、私の場合だと最低この2点は抑えて試乗したいですね。
2,あまり前情報を入れ過ぎない
あまり前情報を入れ過ぎると、そのイメージで乗ってしまいますよね。
例えば「これは〇〇な特徴があるボードなんですよ」と言われて試乗に行くと。
「これは〇〇な特徴のあるボードなんだよな」という先入観が入いるとそうやって乗らなきゃいけないんじゃないかという気持ちになりますよね。
もしどうしても欲しいボードがあってそのボードの特徴をしっかり抑えて試乗したいという事であればいいですけど。
何本も乗り比べる時は、先入観を排除していつも通りに乗って自分に合うか合わないか決めるのもいいと思います。
そして試乗が終わってからスタッフの方へ「このボードはどんなボードなんですか?」って聞いたり、スペック表を確認して。
自分の感触と答えが合っていれば、超上級者に近づく事もできますし。
3,スタンスは推奨スタンスで
この辺も過去の記事で散々言ってますね。
スノーボードは推奨スタンスポジションを中心に作っています。
そこからずらしてしまうとそのボード本来の性能が確認できないので、まずは推奨スタンスで試乗した方がいいです。
例えば、
FOSSILの「THE PIPE155」は推奨スタンス53㎝です。
でも、自分は普段スタンス56cmで滑ってるから推奨53cmのボードだけど56cmで乗りたいと言っても。
このボードは推奨53cmで乗って本領を発揮するボードなので56cmで乗っては台無しです。
ボードを選ぶ場合は自分の都合で選ぶのではなく、そのボードをどうやって上手に動かすかという事が重要なので。
もしどうしても56cmでしか滑れないようでしたら「THE PIPE」は諦めた方がいいです。
そして推奨で乗れるボードを見つけた方がいいですね。
この点もしつこく言っていますよね。
ボードを上手に動かす事で良い滑りができます。
まずはそのボードを上手く動かす事を考えましょう。
ただ、場合によっては1~2cm程度ずらしても良い場合がありますけど、片足だけずらすのは最悪です。
その点についてはこちらをご覧ください。
4,同じラインで滑る
では、いざ滑りに行く時の心得です。
これはあくまでも私が実践している事なので参考程度に。
もうある程度本命が決まっている場合はそのボードで色々な場所を滑って試した方がいいですけど。
私の場合、ボードを乗り比べる時はなるべく同じラインで滑るようにしています。
例えば、明日からFOSSIL SNOWOARDの試乗会を「ハンターマウンテン塩原スキー場」でやります。
ハンターマウンテンの場合はゴンドラに乗って山頂に上がったら。
まずこのコースを滑って、壁があればここの壁で遊んで、ギャップなどがあればここでオーリーかけて、ここでパイプに入って、ここでジャンプして、同じ技やって、最後のターンはここで。
みたいにどのボードでも同じ動きをします。
例えばFOSSILの場合「SPEED」だろうが「PARK」だろうが同じラインで滑ります。
「SPEED」だからって圧雪バーンだけを滑るのではなく、どのボードでも同じように滑ると見えて来る事があります。
そんな感じで、最初のランでラインを決めたら次のボードに乗る時もなるべく同じライン取りで全て滑るようにします。
なので試乗会の日は1日中同じラインしか滑れませんけど、その方が違いがよく分かると思います。
あくまでも参考までに。
ざっとそんな感じでしょうか。
後は試乗会で相談してくださいね。
では、現在決定している「FOSSIL SNOWOARD」試乗会をお知らせします。
2月18日(土)・19日(日)・20日(月)
場所/ハンターマウンテン塩原スキー場
時間/9:00-15:00
※19日(日)・20日(月)はMOSSと合同です。
2月25日(土)・26日(日)
場所/群馬県・丸沼高原スキー場
時間/9:30-15:00
※両日ともMOSSと合同です。
全て私が現地にいますので、分からない事は何でも相談してください。
では本日はここまで。