今日はnewest大会組メンバーが最後の追い込みという事で。
こっそり午前中だけカムイ御坂に行ってきました。
シニアチームに、
期待のnewest育成ライダー力穏君。
そして、今季は女性の大会組メンバーが増えました!
みんなそれぞれ頑張って練習しています!
カムイ御坂でハーフパイプを練習できるのは来週12月4日まで。
後はゲレンデでハーフパイプがオープンするまで約1ケ月位パイプは滑る事ができないので。
その間にも意識を高めてもらうためにこんな記事を書いてみました。
それではどうぞ。
目が良い人
よくテレビなんかで「この道具は何に使う物でしょう?」みたいなクイズがあって。
その道具を使っているところを見た事が無ければ当然答えはわかりませんよね。
次に言葉で「この道具は○○に使う道具です」って、正解を言われてもまだどうやって使うのかよく分からない。
で、いよいよ「実際に使っているところをお見せします」と実演している姿を見て初めて使い方が分かるようになります。
やっぱり人は、目で見なければ理解する事は難しいって事です。
少し話しが変わりまして。
子供の頃、学年に何人かは運動神経が良い子いましたよね?
経験のないスポーツでも、一度お手本を見せるとある程度出来てしまう子。
そうゆう人は「目で見た事をそのまま自分に取り込んで実践する事ができる」のだと思います。
以前、歌の上手い人は「耳が良い」と聞いた事があります。
耳で聴いた音をそのまま声に出す事ができると。
それと同じような表現をすると、
運動神経が良い人は「目が良い」んだと思います。
耳の話しにしてもそうですが、それは単に聴力が良いとか視力が良いとかじゃなくて。
聞いた事をそのまま表現できる人。
スポーツで言えば、
目で見た事をそのまま実践できる人。
そんな感じだと思います。
だから、「北斗の拳」のケンシロウが一度見た技を見切れるのは抜群に目が良いんだと思います(笑)
それでは、スノーボードのお話し。
人から「この技(滑り)は目線はこうで、肩をこうして、腰はこう動かして滑るんだよ」っていくら言われてもなかなかできない人多いと思います。
要はその技(滑り)自体のイメージができてなければ体が動かないので難しいんです。
なので、人に聞くよりも。
まずは目で見て覚える事です。
ただ見るだけでは無く、その人がどうやって動いているのか。
その点をしっかり意識して「見る」事です。
そして、どうしても分からなければアドバイスしてくれる人に聞いてみる。
でもそれはあくまでもその人の感覚なので、正解にするのではなく。
アドバイスとして情報を入れておく程度にして、また自分で「見て研究」する。
それが良いと私は思います。
上達の方法は「まず目で見て研究する事」が大事だと思います。
個人的意見です。
当然スノーボードを上達したい人はよく映像を見ていると思いますが。
最近は情報量が多く、何が正解で何が間違いかも分からない時代ですね。
だから色々な滑りを見て研究してる人が多いと思いますが。
個人的にはあまりお勧めできません。
できれば、自分が「この人のように滑りたい」とか「この人のこの技のスタイルで滑りたい」とか好きな滑りを見つけて。
徹底的にその滑りを見て、研究して追求した方が良いと思います。
浅く広い知識より、狭くても徹底的に追及した方がより深い知識を得られるのと一緒です。
もし、その滑りが上手く行かなくても。
徹底的に追及した経験は「必ずその人の力になります」
そうすると、次に他の人の滑りを見た時に。
この人は前の人とここが違うとか。
こうゆう意識の仕方もあるんだとかが見えてきます。
うわべだけで浅く広く人付き合いする人より、1人づつしっかり付き合う人は結果的に人間関係も上手く行く。
そんな感じですかね?(笑)
色々な滑りを少しづつ見比べるよりも。
ひとつの滑りを徹底的に追及してみる事の方が結果的に視野が広ると思います。
最後に
例えば、英語を勉強する場合は「聴いて覚える」なんて言いますよね。
まず聴き取る事が大事だと。
歌の練習でも「聴く練習」があるらしいですね。
正確な音程を出すためにはまず「聴く力」を鍛えないとダメみたいです。
なのでそう考えると、スポーツの場合は「見る練習」もひとつの方法だと思います。
正確な動きをするために「見る力」を鍛える。
大事な事だと思いますので、
ぜひ皆さんも「見る練習」してみてはいかがでしょう!