こんにちは。
スノーボードメーカーとしてボードの企画、開発、運営をしたり。コミュニティサロンを運営したり。DOMINATOR WAXアドバイザーなんてこともしている名取です。
ブログではスノーボードに関する情報や仕事のこと日々思ったことを書いています。
雑誌に掲載された!
9月に入りスノーボードのギアカタログ号が発売されたし、スノーボード業界も冬に向けて色々とプロモーションを打ち出すことが多くなってきています。それに合わせて、そのメーカーに関わりのあるライダーやサポートを受けている人が追い打ちをするように追記をしたり、シェアをしたりしているのが目につきます。
そうすると、SNS上ではライダーさん達の「カタログ号に自分の写真が使われた!(イェイ!)」と喜んでいる姿や、反対に「使ってもらえなかった、、」と嘆いているのみかけたときにふと思ったことがありまして。
まず先に言っておきますと、今日は別にそういうコメントをしている人にどうこう言いたいとか、全然そういうわけではありません。そのメーカーが好きだから、「掲載された=認められて嬉しい」なんてこともあるだろうし。自分の滑りが雑誌に載ったらそれは嬉しいことだと思います。だから別にそのコメントに対して言いたいことがあるわけではなく。
もし、雑誌に掲載されることが目標なら他の方法もあるよね。ということをふと思ったわけです。
過去の正規ルートだけじゃない
それで、こういうのって最近いろんな場所であるなと思っていて。なんか「正規ルート」みたいな感じで。○○になりたいなら、ここに入ってこういうことをして、そのあとこういうことをした人が○○になれるみたいな。
○○になる人は昔からそうしてるから、みたいなことであるじゃないですか。
もう少し具体的に例えると、和食の料理人になるなら、まずは弟子入りしてそれこそ最初は皿洗いからスタートして、そこで料理の基礎から学んで何年間か修行したらようやく自分のお店が持てるのが正規ルートだったかもしれないけど。
いまってインターネットで調べればある程度のことは出てくるし、YouTubeで動画みながら包丁裁きも練習できるし。それこそ何年も修行しなくても自分ですぐにお店を出すことができるじゃないですか。
だからいまは目標達成までのルートって沢山あるよね、ということが言いたいんです。
別に自慢じゃないよ
それでスノーボードに話しを戻しますと。こんなことを言うと嫌味っぽく聞こえてしまうかもしれませんが。「雑誌に載れた嬉しい!」という姿を見ていて。(もちろん、その気持ちは良いと思う) いまだったら私が雑誌に載ること簡単にできるよなと思って。(自慢じゃないよ)
FOSSIL SNOWBOARDの広告に自分の滑りを載せることだってできるし。なんならJSBAイヤーブックに私の顔写真載せてもいいんですから。(しないですけど笑)
でもこれまでの正規ルートで言うと、雑誌の広告に載るといったら、滑りの実力をつけて、メーカーにサポートしてもらって。そしてそのメーカーに高い評価をえることができたらようやく広告などに使ってもらえるという感じじゃないですか。
でも私は別にスノーボードでプロ資格を取ったわけでもないし、デモンストレーターでもなきゃ級すら持っていませんけど、雑誌に載るという目標を果たすことはできます。
何度もいいますけど別に自慢したいわけじゃないですからね。笑
国会議員への最短ルートは?
だから目標達成までのルートって、思わぬところにあったりするから。過去の「正規ルート」を正しくなぞる必要もないと思う。むしろ正規ルートより早く目標まで行けることだってある。
そんなことを感じさせる、面白いなと思うことがあって。
その話しをする前に言っておきますけど、別に支持をしているとかそういうわけじゃなく。単にやり方が面白いなと思った話しです。
私は堀江貴文さんの運営するオンラインサロンHIUに3年前から入っているんですけど。そこに斎藤健一郎さんという方がいて、この方は堀江さんの運転手兼アクティビティマネージャー?みたいな役割だったんです。
別に絡みがあったわけでもないし、この方がどういう方なのかそんなに知らなかったんですけど、少し前に国会議員になったんです。
でね、その方法が面白くて。
齊藤さんはそもそも最初から国会議員を目指していたらしいんです。それで国会議員になるための近道はどこかと考えたときに。「堀江さんの近くにいたらなれるチャンスがあるんじゃないか」という理由で、運転手をやらせてほしいとお願いをしにきたそうです。
は?って感じですよね。
国会議員になる正規ルートがどうなのか知りませんけど。なんとなく想像すると、議員さんに弟子入りみたいのするとか?地域の名士みたいな人に近づいて活動するとか?そんなイメージじゃないですか。
でもその方の理屈では「堀江さんの近くにいた方が早く国会議員になれる」という考えだったらしく。実際に運転手とマネージャーを数年やって議員になったわけですから、ある意味正解だったわけですよね。
まとめ
ようするに今日の話しをまとめますと。昔しからある「正規ルート」みたいなのはもはや絶対ではなく、目標達成までのルートを自分でどうアレンジできるか、じゃないかと思います。
私の場合はスノーボードブランドを自分で作ろうなんて目標が最初からあったわけではないのでたまたまですけど。そういう人たちの近くにいたこともあり、もちろんその間は必死に頑張りましたけど。おかげでこの業界に入ってから5年後には自分でスノーボードのブランドを作って、スノーボードショップを経営していましたから。(また自慢っぽくてすみませんね、、、)
でも、スノーボード業界に知り合いもいない、右も左も分からない、そんな状態から5年でブランドとお店を持ってるって超最短じゃないですか? だから余計に、正規ルートにこだわる必要ないよね。と私も思っているわけです。
もし、「スノーボードに関わる仕事がしたい」と思っていて。ごくごくたまーーーに、どこかのメーカーさんから求人出ることあるけど。そんなのを探して、狭き門の可能性を待っているような、いつ目標達成できるか分からないことを期待しているより。
名取の運営しているスノーボードサロンに入った方が早いかもよ?
ということです。実際にスノーボードの仕事を垣間見たり、体験したり。ときには私から仕事を依頼することもありますから。
あとはあなた次第でアレンジしてみてください。
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