スノーボードで一番重要な技術は「正確にボードを止める技術」

スポーツを観戦する時の醍醐味って何でしょうか?

スノーボードの場合は、

「高いエアー」

「スタイリッシュなグラブ」

「綺麗なスピン」

私達スノーボーダーが見ていて興奮するところですよね。

 

例えばこれがサッカーの場合なんかは、

「豪快なシュート」

「軽快なパスワーク」

「正確なスルーパス」

綺麗に決まると見ている方も気持ちが良いし爽快です。

スノーボードにしろサッカーにしろ見ている方は華麗なプレーに目が行くし、最も注目されるポイントですよね。

ただ、私の経験上。

サッカーの場合はどんなに豪快なシュートが打てても正確なパスが出せても良い選手にはなれないんです。

ではサッカーで一番必要な技術は何か?

正確にボールを止める技術です。

これ常識ですね。

サッカーを始めたらまず習う基本的な事。

飛んで来たボードを正確にトラップする。

どんなに蹴るのが上手でも、その前に正確にボールを止める(コントロールする)事ができなければ蹴る事すらできませんから。

飛んで来たボールを「正確に止める」事ができるからこそ正確なドリブル、正確なパスやシュートにつながります。

だからまずは正確にボールを止める技術。

これが必要なわけです。

私がサッカーをしていた頃の憧れていた選手でそれが超人的に上手かったのが「マラドーナ」ですね。

どこから飛んで来たボールも足に吸い付くかのように「正確に止める」事ができるんですよ。

だから、ボールを止めた瞬間には次の1歩が出てるので他の選手は1歩遅れてしまうんです。

マラドーナと言えばこの写真の時の「5人抜き」が有名で、同世代の方ならテレビで何度も見た事あると思います。

私も数えきれないほどに見ました。

もちろんドリブルの技術も半端じゃなく上手いし、この時も華麗なドリブルが目立っていますけど、やはり注目するのは最初のトラップ(止め)です。

なんたって最初の止めから2歩で2人抜いてるんですから。

このレベルの人達に戦意喪失という事があるかわかりませんが。

その後のインタビューで最初に抜かれたイングランドの選手は「まずいと思ったけど誰か止めてくれると思った」と言ってました。

そうすると前の選手があれだけあっさり抜かれたら他の選手も警戒して動けなくなりますよね。

なんとなくその後のディフェンダーの動きやキーパーの動きを見るとそんな感じがします。

だからあれは完璧な止めと最初の1歩目から生まれたプレーじゃないかと思ってるわけです。

なのでマラドーナはシュートもパスも当然上手いけど、それよりも「ボールを止める技術が異常に上手い選手」と思ってます。

サッカーもカッコいい派手なプレーに目が行きがちですが、一流の選手に必要な条件は「止める技術が高い人」だと思います。

最近の一流プレイヤーを見てもそれは変わりません。

止めに注目してサッカーのプレーを見ると見る目が変わるかもしれませんよ。

気になった方はYoutubeで検索して見てくださいね。

 

さて、サッカーの話しが少々長くなってしまいましたが。

今度はスノーボードで一番必要な技術は何か?

こちらも似たような事ですが、

正確にボードを止める技術です。

なんかサッカーボールとかけたダジャレっぽくなってますけど(笑)

これも常識です。

どんなに高いエアーが出せても、どんなに綺麗な技が出せても正確にボードを止める事ができなければ得点にはなりません。

レースもそうだと思いますけど、正確に止める技術が無いと暴走しますから。

車やバイクのレーサーだって少しでもロスが無いように微妙な止める(ブレーキ)コントロールをしながら走ってますよね。

ただ闇雲にアクセル吹かせば(スピードを出せば)良いってもんじゃないと思います。

フリーライディングの場合も、

正確にボードを止める技術が高い人は「このくらいのスピードならボードを止められる」「この状況でもボードを止められる」という自信があるからスピードが出せたり、難しい斜面でもコントロールできるわけです。

止まる自信や技術が無ければスピードも出せないし難しい斜面も滑れません。

だからスノーボードで一番重要な技術は「正確にボードを止める技術」という事になります。

なのでスピードを出そうとか、カッコいい技を決めようとかする事も大事ですが。

まずは正確にボードを止める(コントロール)する技術を磨くべきです。

 

フリースタイル競技で例えると分かりやすいと思いますが。

キッカーの場合、正確な着地をしなければ点数にもつながらないし怪我のリスクも高いので、着地に対する集中力がみんな高いです。

ハーフパイプも「正確な着地」が出来てこそ次の技、次の技と綺麗につなげる事ができます。

ほとんどの方は「高いエアー」「スタイリッシュなグラブ」「綺麗なスピン」と目を奪われ、自分が滑る時もそこに意識が行ってしまいますが。

どんなに高いエアーが飛べても技が出来ても「正確な着地」無くして良い滑りはできません。

なので一流のキッカーやハーフパイプの選手は「着地の技術が高い人」が条件となります。

そんな目線で見ると選手たちの滑りの違いが見えてくるかもしれませんよ。

 

という事で、スポーツを観戦する時は派手な部分に目が行ってしまいますが。

少し視点を変えて見るといつもと違った見え方がして面白いと思います。

そして自分がプレイヤーとなる場合は、派手さよりも細かい点に注意して練習した方がいいと思います。

サッカーの場合は、

「シュートを決めよう」「良いパスを出そう」

より、

「正確にボールを止める技術を磨く」

(コントロールする技術を磨く)

正確にボードを止めれなければシュートにもパスにもつながりません。

 

スノーボードの場合は、

「高く飛ぼう」「カッコいい技を決めよう」

より、

「正確にボードを止める技術を磨く」

(コントロールする技術を磨く)

正確にボードを止めれなければスピードを出したり技をだしたりする事はできません。

 

これにつきます。

これが、サッカーの場合だと最初にボールの止め方を覚えるのが常識なので。

その後も良いプレーをするためにボールを止める技術を磨いて行きます。

ただ、スノーボードの場合も最初に止まり方を覚えるはずなんですが。

その後も止まる技術を磨こうとする人は少ない気がします。

フリーランやパウダーを滑っていても絶対に必要なのは正確にボードを止められるかどうかです。

結構重要な事だと思いますのでぜひ実践してみてください。

それでは本日はここまで。

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