「スノーボードに詳しくなるための試乗会活用方法」

「スノーボードに詳しくなるための試乗会活用方法」

今日から8月ですね。

こんな夏真っ盛りな時になんですけど、たまにはスノーボードのお話しでも。

というのも、

「スノーボード講習会」を開催したときに、「それ、今度試乗会でやってみよう」なんて感じに皆さんが興味を持ってくれる事がありまして。

newestのベテランユーザーさんの中には昔しから実践している方も多いのでとってもスノーボードに詳しい方もいます。

多分誰でにでもできるし、試乗会を楽しむひとつの手段にもなりますのでぜひ参考にしてみてください。

しばらく皆さんが実践する事はないと思いますけど、これからカムイ御坂で試乗会をする事もあると思いますし。

試乗だけでなく、例えば友達のボードを借りた時とか。

そんな時にも少し意識するだけでスノーボードの勉強になりますよ。

 

試乗会は勉強の場

まずは皆さん、

スノーボードの試乗会って何のために行きますか?

試乗会は「自分が買うボードを選ぶ時に行く」という方が多いですよね。

だからそれ以外ではあまり利用しない。

それはもったいないです。

せっかく沢山のボードが試乗できる機会なんですから。

目的のボードにしか乗らないのはもったいないです。

なので私は、

スノーボードに「詳しくなりたい」とか「上達したい」と思っている人に対しては。

試乗会は購入する時だけでなく「勉強の場として行くといいですよ」とアドバイスします。

色々なボードを知る事で改めて自分のボードの特徴に気づく事もあります。

ボードの違いが分かるようになれば自分に合ったボードを探しやすくなります。

=スノーボードに詳しくなる事は上達への近道にもなりますから。

 

前情報は入れない

それではまず、

大抵の方は試乗会へ参加する時に、目的のボードを事前にリサーチしてから行ったり。

スタッフへ自分に合いそうなボードはどれか聞いたり。

そして試乗するボードが決まったら、

そのボードがどんなボードなのか詳しく聞いてから乗りに行きますよね?

はい!ここでストーーーップ!!

購入を前提としている場合はそれでもいいですけど。

スノーボードの勉強をするための試乗ならNGです!!

それでは勉強のために試乗会を活用する時はどうするか。

「前情報を入れない事です」

要するに、

前もって「このボードはこうゆう特徴があってこんなボードなんですよ」って聞くと。

「このボードはこうゆう特徴があってこんなボードなんだ」って意識して乗ってしいまいます。

そしてその通りにボードが動かないと「ボードが良くない」とか「自分には合わない」とすぐに答えを出してしまいます。

ではなく、

前情報を一切入れずにフラットな気持ちで試乗しましょう。

これが一番肝心です。

 

答え合わせをする

それでは、順立てて試乗会を利用する時のポイントを紹介。

①試乗するボードが決まったら、自分が乗るサイズを確認する。

※ここではもちろん全長ではなく接雪長を見ます。

②サイズが決まればそれ以上は他のスペックもスタッフの説明も一切の前情報を入れてはいけません。

③バインディングのセットはなるべく「推奨スタンス」にしますが、どうしても推奨では合わない場合は※「鉄則にしたがって」調整します。

そしたらいよいよ試乗スタート。

~~~~~省略~~~~~

試乗するときのポイントに関してはちょっとだけ説明を省略しますね。

ここは「スノーボード講習会」参加者特典という事で。

~~~~~~~~~~~~

はい、

それでは前情報を入れずにフラットな気持ちで試乗を終えて帰ってきました。

そしたらその後に、

スペック表を確認したり、スタッフの方にこのボードはどんな特徴なのかを聞きます。

それで、

自分が試乗した感覚と合っていたかどうかを答え合わせするんです。

要するに、

前情報を入れてから試乗に行くと先入観が入って意識して乗ってしまいます。

前情報を入れずにフラットな気持ちで乗るとそのボードの特徴がとらえやすくなります。

フラットな気持ちで試乗して自分が感じた事を後で答え合わせするんです。

 

例えばひとつ極端な例をあげると。

「サイドカーブがくびれてるボード」

「サイドカーブがくびれていないボード」

この2つを前情報を入れた状態で乗ると、

「このボードはサイドカーブがくびれてるから」

「このボードはサイドカーブがくびれてないから」

と、答えが分かった状態で意識して乗るので勉強にはなりませんね。

でもこの2つを前情報を入れず何も知らないで乗ってみて。

「なんかこのボードはすごく曲がりやすいな」

「なんかこのボードは簡単には曲がらないな」

と、自分で感じてから。

その後でサイドカーブ数値を確認して答え合わせをすると。

「なるほど、サイドカーブがくびれてたから曲がりやすかったんだ」

「なるほど、サイドカーブがくびれてないから簡単に曲がらなかったんだ」

そうすれば次に試乗する時に、

「このボードはこの位の曲がりやすさだからサイドカーブ数値はこれくらいだな」

そんな具合に、自分の感覚を磨く事ができます。

その他にも、エッジグリップの差を感じた時に。

後で調べると※サイドウォールスラントが違っていたりとか。

最初から知っている状態で乗るより後で答え合わせをした方が感覚が磨けます。

 

自分で感じる。

学業などの勉強もそうですよね。

答えを先に聞いてから問題を解いても勉強にならないけど。

自分で問題を考えてから後で答え合わせした方が身になります。

①答えを知らない状態で試乗して自分で考える。

②試乗が終わったら答え合わせをする。

それを繰り返すと徐々に、

「なるほどこうなってたからこう感じたんだ」

「だんだん、自分が感じた事が合ってきたぞ」

と、答えが分かるようになってきます。

単純ですがこれがスノーボードの勉強をする時のコツです。

なので、

よくボードを買って失敗した人が言う。

「これ誰々が調子良いって言ってたから買ったんだけど上手く行かない、、、」

「お店の人に勧められたから買ったんだけどあまり調子よくない、、、」

それは先入観だけでボードを使っているだけなので失敗するのです。

この感覚が磨かれてくると、自分に合うボードを見つけられやすいと思います。

 

という事で、

「スノーボードに詳しくなるための試乗会活用方法」は。

前情報を入れず自分で感じながらボードに乗る。

これですね。

もし試乗会で乗る前にスタッフの方が、

「このボードはですね~、、、」

なんて説明しようとしてきたら、

「ちょっと待った!!」

と制してください(笑)

「帰ってきたらゆっくり聞きますから」ってね。


 

でもやっぱりそれだけではスノーボードに詳しくなる事は難しいので、

まずは「スノーボード講習会」に参加する事です。

はい、最終的にしっかりと告知が入りましたよ(笑)

でもnewestの周りではどんどんスノーボードに詳しい人が増えてますからね。

いつまでも失敗を繰り返して後で後悔しても知りませんよーーー!!

それに何も分からず滑っているのはもったいないです!!

一度しっかりと勉強してみてはいかがでしょうか。

 

「スノーボード講習会」の他にも「ホットワックス体験教室」「予約来店」も受付していますので、詳しくはコチラで確認してください。

それでは本日はここまで。

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