『スノーボード 板の使い方④』【道具が違えば使い方も違う編】

今回も前回と同様にに、ボードの動かし方のコツではなく。

道具を動かす上で心得ていて欲しい事です。

まだ読んでいない方はコチラを先にどうぞ。

『スノーボードの使い方①』セッティング編

『スノーボードの使い方②』スタンス幅編

『スノーボードの使い方③』プロのセッティング編

 

『スノーボードの使い方④』【道具が違えば使い方も違う編】

何度も野球の例えが出ますが私は別に野球に詳しくありません、、、

道具を使うスポーツの代表として違いが分かりやすいかなと思いまして。

なので他のスポーツをしていた方は自分の得意な物でイメージしてみてください。

では今回も野球シリーズでイメージして頂きます。

例えば野球のグローブって、内野用・外野用・ファースト用・キャッチャー用とありますよね。

◇内野用

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◇外野用

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◇ファースト用

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◇キャッチャー用

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こんな感じみたいです。

一般的にグローブって言うと内野用みたいのをイメージしますよね。

さすがにキャッチャー用は私でも見れば分かりますけど。

ファースト用はなんとなく形が違うな?位ですかね。

内野用と外野用なんで何が違うのかもよく分かりません。

網のデザインが違うだけ?

でも、

同じ「グローブ」でもそれぞれ役割があって使い方も違うんだろうなと思います。

 

では、スノーボードの場合は?

『FOSSIL SNOWBOARD』

「THE PIPE」

●ディレクショナル

●セットバック-20mm

thepipe

「NATURAL」

●ディレクショナル

●セットバック-15mm

●ダブルサイドカーブ

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「STYLE」

●ディレクショナル

●セットッバック-10mm

16-17style

 

 

『MOSS SNOWBOARD』

「KING」

●ディレクショナル

●セットバック-20mm

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「ROCK」

●ディレクショナルツイン

●セットバック-10mm

●トリプルサイドカーブ

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「TOTO」

●ツイン

●セットバック-0mm

●トリプルサイドカーブ

toto17

 

さて、どうでしょう?

それこそデザインは違えど見た目はまったく一緒ですが。

これだけの情報でもそれぞれ違う道具なんだなと思いますよね?

 

形状が違えば動かし方も違う

例えば「THEPIPE」と「NATURAL」の場合。

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両方ともディレクショナルですが、セットバック-20mmと-15mmでサイドカーブはシングルとダブルサイドカーブです。

アウトラインとセットバックは近いですがサイドカーブの形状が違いますね。

 

「KING」と「TOTO」の場合。

kingtoto

KINGはディレクショナルでTOTOはツイン、セットバックはKING-20mmとTOTO-0mm、サイドカーブはKINGシングルとTOTOトリプルサイドカーブです。

立っている位置が2cmも違う上に、アウトラインもサイドカーブも形状が全然違います。

ちょっとした差だと思うかもしれませんが、

形状や乗る位置が違えば同じようには動かす事はできないというのはイメージできると思います。

それこそ、フレックスやサイドウォールスラント、キャンバーシステムなどなど含めれば、それぞれ全然違う道具です。

という事は、

その道具に合わせて動かさなければ綺麗に滑る事はできないのです。

 

自分の道具を正しく使う

また野球に戻りますと、

「同じグローブ」でも内野用グローブ(左)の人とキャッチャー用グローブ(右)の人は、同じように練習できませんよね。

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ちょっと極端ですが。

このグローブの違いを理解せずにキャッチャー用グローブを使っている人が、カッコ良くサードを守りたいと言って練習していたらどうでしょう?

できるはずがありませんよね。

大げさな例えではありますが、同じような事です。

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気を付けましょう。

 

まとめ

私が何度も道具の大事さをお伝えしているのは、

もったいない事をしている方が多いからです。

●やりたい事の目的と違うボードで練習している方。

●なんとなく目的に合ったボードを使っているけど動かし方を理解していない方。

そんな風に、自分の道具がどうゆう物か知らずに頑張って練習していてもなかなか上達しません。

まずは自分の道具を見極め正しい使い方をする事が大事です。

今一度、自分の道具と向き合い特徴を理解してあげましょう。

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